現代自動車傘下のヒョンデモビリティジャパン( Hyundai Mobility Japan )は7月10日、マネージングダイレクター(MD)に七五三木 敏幸(しめぎ としゆき)氏を招いた。
七五三木 敏幸氏は、1982年に一橋大学を卒業後、1989年にメルセデス・ベンツ日本に入社。クライスラーグループの営業部長を経験した後、2009年にはクライスラー日本の代表取締役社長兼最高経営責任者に就任。
2012年からフィアット・クライスラー・オートモービルズ・ジャパンの営業本部長を経て、2014年にポルシェジャパン代表取締役社長を務めるなど、30年以上に亘り自動車業界でのキャリアを重ねてきた。
そんな七五三木氏は、ポルシェジャパンを退社後の2020年にトライパワーズを設立。経営コンサルタントとしてブガッティやケーニグセグなどを通じて自動車業界へ携わっており、ヒョンデに於いては今までの経験を活かし、MDという立場から同社に戦略面・経営面で大きな強みをもたらすなど、日本国内事業でHyundai Mobility Japanの更なる成長に貢献したいと語っている。
一方でヒョンデ側では今回、七五三木氏を自社に迎えるにあたり「これまでも、日本のお客様の声に寄り添い、プロダクトとしての車両の提供だけではない、新たなモビリティライフを提案すること。加えて日本のお客様へ電気自動車から生まれるサステナブルで創造的な新しいライフスタイルを提供することに努めてきました。
そして、NEXO(ネッソ)、KONA(コナ)、IONIQ 5(アイオニック ファイブ)の商品ラインアップに続き、日本市場に於ける4モデル目として、Hyundai初となるハイパフォーマンスEV「IONIQ 5 N(アイオニック ファイブ エヌ)」の販売も開始致しました。
当社では、電気自動車から生まれるサステナブルで創造的な新しいライフスタイルを提供するのみならず、電動化時代に於いても変わらない運転の愉しさやエモーショナルな走行体験を提供し、日本のお客様がEVに対する従来の概念から一歩踏み出し、EVの魅力をより多くの方々に親しんで頂けるよう様々な切っ掛けを創出してまいります」と述べている。
七五三木 敏幸(しめぎ としゆき) プロフィール
1989年 :メルセデス・ベンツ日本入社
2009年~12年:クライスラー日本代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)
2012年~14年:フィアット・クライスラー・オートモービルズ・ジャパン(FCA)代表取締役営業本部長
2014年~19年:ポルシェジャパン代表取締役社長
2020年2月5日:トライパワーズ株式会社設立