Global Mobility Service(GMS)は10月2日、前 三菱UFJフィナンシャル・グループ代表執行役専務 グループCFO、米花哲也氏(60歳)がGMSの会長に就任したことを発表した。
米花哲也氏は、1986年に新卒入社後、三菱UFJフィナンシャル・グループで執行役員、常務執行役員、専務執行役員を歴任。主に財務企画部門や経営企画部門を担当し、最終的には株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループで代表執行役専務 グループ CFO及び株式会社三菱UFJ銀行 取締役専務執行役員CFOを務めた。
今回GSMが米花哲也氏を迎えた狙いは、 これまで「真面目に働く人が正しく評価される仕組みを創造する」をビジョンに掲げ、アジア4カ国において、貧困問題、雇用創出、低炭素化社会の実現といった社会課題解決に取り組んできたGMSの足跡がある。
現在、GMSユーザーの総走行距離は9億キロを超え、デフォルト時の損失率は1.14%と非常に低い、事業化後の融資組成総額は総申し込みの約15%に当たる約400億円に留まっている。
しかし今後、GMSがより多くの人にファイナンスを届けるためには、審査通過率を上げていく必要がある。そこで三菱UFJフィナンシャル・グループで代表執行役専務 グループ CFOを務め、グローバルな視点と高い専門性を持つ米花氏を迎えることで、審査通過率を上げる様々な打ち手を講じ、真面目に働く多くの方々にファイナンスを届け、世界の貧困層、低与信層の活躍を支えるリーディングカンパニーを目指していきたい考えだ。
米花哲也氏はGSM会長に就任するにあたり、「この度、GMSの会長に就任させていただくこととなり、大変光栄に感じております。
GMSは社会貢献と経済合理性を両立させた稀有なビジネスモデルを確立しており、ファイナンス申込み総額2,600億円という今までは存在しなかった可能性を生み出しています。三菱UFJフィナンシャル・グループで培ってきた経験を最大限に活かし、頑張る人が報われる世の中を作るための金融組成に全力を尽くす所存です。
私たちのビジョンである〝真面目に働く人が正しく評価される仕組みを創造する〟を実現するためには、金融業界との強固な連携と革新的なアプローチが不可欠です。今後、チームと共に力を合わせ、持続可能な成長に向けた取り組みを進めてまいりますので、是非、皆様よろしくお願いします」と述べている。
またGSM代表取締役社長CEOの中島徳至氏は、「GMSのさらなる発展のためには、金融業界との連携を必ず強化させる必要があります。
米花氏は、三菱UFJフィナンシャル・グループでの豊富な経験と実績を持ち、特に財務戦略の分野において顕著な成果を上げてこられました。
その専門性とリーダーシップは、私たちの組織にとって大変貴重な資産であると認識しており、我々が積み上げてきた実績をさらにグロースさせるためには必要不可欠であると感じております。
米花氏のご就任により、ファンド組成などを通じ事業の拡大と信用補強を一層推進していけると確信し、今までの枠組みを超えた業界全体への貢献に大いに期待しています」と語っている。
会社名:Global Mobility Service株式会社
代表者:代表取締役社長CEO 中島 徳至
所在地:東京都千代田区神田紺屋町15 グランファースト4F
設立日:2013年11月25日
資本金:19億2,611万円(資本準備金含む/2024年3月31日時点)
URL:https://www.global-mobility-service.com/
事業概要動画:https://youtu.be/S9fXklbwYEY
事業内容:
車両遠隔起動制御IoTデバイス「MCCS®」、データ分析プラットフォーム「MSPF®(モビリティサービスプラットフォーム)」を活用した金融包摂型FinTechサービスの提供、およびデータの二次活用サービスの提供