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2024年10月2日【事業資源】

GMS会長に前・三菱UFJフィナンシャルの米花氏

坂上 賢治

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Global Mobility Service(GMS)は10月2日、前 三菱UFJフィナンシャル・グループ代表執行役専務 グループCFO、米花哲也氏(60歳)がGMSの会長に就任したことを発表した。

 

米花哲也氏は、1986年に新卒入社後、三菱UFJフィナンシャル・グループで執行役員、常務執行役員、専務執行役員を歴任。主に財務企画部門や経営企画部門を担当し、最終的には株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループで代表執行役専務 グループ CFO及び株式会社三菱UFJ銀行 取締役専務執行役員CFOを務めた。

 

今回GSMが米花哲也氏を迎えた狙いは、 これまで「真面目に働く人が正しく評価される仕組みを創造する」をビジョンに掲げ、アジア4カ国において、貧困問題、雇用創出、低炭素化社会の実現といった社会課題解決に取り組んできたGMSの足跡がある。

 

現在、GMSユーザーの総走行距離は9億キロを超え、デフォルト時の損失率は1.14%と非常に低い、事業化後の融資組成総額は総申し込みの約15%に当たる約400億円に留まっている。

 

しかし今後、GMSがより多くの人にファイナンスを届けるためには、審査通過率を上げていく必要がある。そこで三菱UFJフィナンシャル・グループで代表執行役専務 グループ CFOを務め、グローバルな視点と高い専門性を持つ米花氏を迎えることで、審査通過率を上げる様々な打ち手を講じ、真面目に働く多くの方々にファイナンスを届け、世界の貧困層、低与信層の活躍を支えるリーディングカンパニーを目指していきたい考えだ。

 

米花哲也氏はGSM会長に就任するにあたり、「この度、GMSの会長に就任させていただくこととなり、大変光栄に感じております。

 

GMSは社会貢献と経済合理性を両立させた稀有なビジネスモデルを確立しており、ファイナンス申込み総額2,600億円という今までは存在しなかった可能性を生み出しています。三菱UFJフィナンシャル・グループで培ってきた経験を最大限に活かし、頑張る人が報われる世の中を作るための金融組成に全力を尽くす所存です。

 

私たちのビジョンである〝真面目に働く人が正しく評価される仕組みを創造する〟を実現するためには、金融業界との強固な連携と革新的なアプローチが不可欠です。今後、チームと共に力を合わせ、持続可能な成長に向けた取り組みを進めてまいりますので、是非、皆様よろしくお願いします」と述べている。

 

またGSM代表取締役社長CEOの中島徳至氏は、「GMSのさらなる発展のためには、金融業界との連携を必ず強化させる必要があります。

 

米花氏は、三菱UFJフィナンシャル・グループでの豊富な経験と実績を持ち、特に財務戦略の分野において顕著な成果を上げてこられました。

 

その専門性とリーダーシップは、私たちの組織にとって大変貴重な資産であると認識しており、我々が積み上げてきた実績をさらにグロースさせるためには必要不可欠であると感じております。

 

米花氏のご就任により、ファンド組成などを通じ事業の拡大と信用補強を一層推進していけると確信し、今までの枠組みを超えた業界全体への貢献に大いに期待しています」と語っている。

 

会社名:Global Mobility Service株式会社
代表者:代表取締役社長CEO 中島 徳至
所在地:東京都千代田区神田紺屋町15 グランファースト4F
設立日:2013年11月25日
資本金:19億2,611万円(資本準備金含む/2024年3月31日時点)
URL:https://www.global-mobility-service.com/

事業概要動画:https://youtu.be/S9fXklbwYEY

 

事業内容:
車両遠隔起動制御IoTデバイス「MCCS®」、データ分析プラットフォーム「MSPF®(モビリティサービスプラットフォーム)」を活用した金融包摂型FinTechサービスの提供、およびデータの二次活用サービスの提供

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。