ブリヂストンは9月30日、2025年1月1日付のグローバル経営執行体制を発表した。同社では、2024年3月発表の中期事業計画(2024-2026)(24MBP)に沿って、経営・業務品質の向上を最優先に、現物現場で「価値創造によりフォーカス」したと述べている。
より具体的には、24MBPに織り込んだシン・グローバル経営体制を進化させ、こ〝BRIDGESTONE WEST〟、〝BRIDGESTONE EAST〟の事業責任(Profit & Loss(PL)責任)と、グローバル最適を追求する横串・グローバル最適責任を明確にした。
これにより、それぞれが対等の立場で役割責任を果たすことで、「実行と結果に拘る」経営を推進。また、この体制に於いて、上述の2025年の活動の効果・効率を最大化すると共に、管理・ガバナンスを強化し、グローバルで経営・業務品質の向上をさらに追求していく。
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1.2025年1月1日付のグローバル経営執行体制の骨子
・〝Global CEO〟の下に、4名の副社長を配置、現行のJoint Global COO体制は廃止する。
・副社長は、〝BRIDGESTONE WEST CEO〟と〝BRIDGESTONE EAST CEO〟、〝Global CTO(Chief Technology Officer)〟、〝Global CAO(Chief Administration Officer)・Global CSO(Chief Strategy Officer)〟の4名とする。
・〝BRIDGESTONE WEST CEO〟と〝BRIDGESTONE EAST CEO〟は、各リージョンの事業責任(PL責任)を持ち、〝Global CTO〟と〝Global CAO・Global CSO〟は、横串・グローバル最適責任を持つ。
・4名の副社長が対等の立場で、事業責任(PL責任)、横串・グローバル最適責任を果たすことで、管理・ガバナンスを強化。チェック&バランスを担保し、〝Global CEO〟をサポートする。
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2.2025年1月1日付のグローバル経営執行体制(代表執行役、執行役)
<役職、氏名>
– 代表執行役 Global CEO、石橋 秀一
– 代表執行役 副社長 BRIDGESTONE EAST CEO 兼 G-MICA(鉱山・産業・建設車両用・航空機部門)管掌、田村 亘之
– 執行役 副社長 BRIDGESTONE WEST CEO 兼 Global CDXO(Chief Digital Transformation Officer)、スコット・デイモン
– 代表執行役 副社長 Global CAO・Global CSO、森田 泰博
– 執行役 副社長 Global CTO、坂野 真人
– 執行役 専務 BRIDGESTONE WEST CTO、エミリオ・ティベリオ
– 執行役 専務 Global CIO(Chief Innovation Officer)、草野 智弘
・2024年9月19日発表の「2025年1月1日付 執行役選任人事」と同じく、9月19日の同社取締役会にて決定。
・スコット・デイモン氏は、2024年11月1日付で常務役員 BRIDGESTONE WEST CEO 兼 Global CDXOに任命。2025年1月1日付で執行役副社長へ昇格し、執行役副社長 BRIDGESTONE WEST CEO 兼 Global CDXOとなる。
・ 現執行役 Joint Global COO、BRIDGESTONE WEST CEO 兼 Global CDXOのパオロ・フェラーリ氏は、2024年10月31日付で同職を退任。
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3. 2025年1月1日付のグローバル経営執行体制(組織図)