ams OSRAMの日本法人ams-OSRAMジャパン株式会社(本社:東京都品川区)は1月17日、同社およびオスラム株式会社の代表取締役社長 兼 日本地域統括バイスプレジデントに針田靖久氏(はりた・やすひさ)が就任したことを発表した。
針田氏は東京大学工学部金属工学科卒業。1985年に昭和電工に入社後、1990年からShowa Denko Europe GmbHに赴任し5年間に亘りドイツに駐在。2000年にインフィニオン テクノロジーズ ジャパンに入社し、2006年にはメモリ部門の分社化に伴いキマンダ ジャパンへ移籍、ビジネス拡大の陣頭指揮をとり、グローバル全体で15%以上の売上に貢献した。
2009年、マイクロン ジャパンに入社しメモリビジネスを継続。その後、アフィメトリクス ジャパン代表取締役社長、日本アキュレイ副社長を歴任し、2017年にインフィニオン テクノロジーズ ジャパンに再び入社してインダストリアル パワーコントロール事業本部長を4年務めた後、2020年、サイプレス買収後に拡張されたCSS (コネクテッド セキュア システムズ) 事業本部長に就任、直近の1年間でCSS事業本部における日本の売上を大きく成長させた。
就任にあたり、針田氏は「このたび、インテリジェントセンサとエミッタの世界的なリーディングカンパニーであるams OSRAMの日本事業の代表に着任したことを大変うれしく思います。
2020年にamsがOSRAMを買収し両社が合併したことで生まれた当社は、エミッタから光学部品、モジュール、検出器、集積回路、アルゴリズムまで、比類のないポートフォリオを持つ企業となりました。
日本では2024年1月より市場志向型の体制に組織改変し、チームの一体化をさらに推進することで、両社が持つセンサおよびエミッタ技術の相乗効果を一層高め、これまでにないイノベイティブなソリューションを自動車、産業、医療、コンシューマーの市場に向けて提供してまいります」と語っている。