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2024年10月29日【ESG】

パナソニック、新宿御苑で移動型無人販売ロボットサービス

坂上 賢治

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遠隔操作型ロボットの走行イメージ

 

パナソニック ホールディングス(パナソニックHD)は11月7日から12月8日の期間、環境省所管の新宿御苑(東京都新宿区)で行われる無人販売に、遠隔操作型ロボットを用いた移動型無人販売サービス「PIMTO(ピムト)」を提供する。

 

新宿御苑は昭和24年より一般公開されて以来、約1億人の来園者が利用しており、近年では訪日旅行者の増加に伴い、令和5年度には過去最多の約250万人超の来園者数を記録した。

 

 

今後も来園者が増える見込みのなか、サービスの質を維持しながらより一層来園者の満足度を高めるために新宿御苑の魅力が伝わる商品の購入機会を増やすことと、働く視点でのユニバーサルデザインへの貢献のために福祉的就労を支援する移動型無人販売の実証実験を実施していく。

 

サービス提供における各社の役割

 

福祉的就労の取り組み

 

利用するロボット

 

具体的には、実験をより多くの方に体験して貰えるよう菊花壇展(期間:2024年11月1日から同年11月15日)・洋らん展(期間:2024年11月19日から同年11月24日)の開催期間内にも一部の日程でも実施する予定。

 

今計画を担うパナソニックHD モビリティ事業戦略室では、「人々のくらしを起点に移動のあり方を見直すことで、人やコミュニティ、地球を元気にすることをパーパスとして取り組みを推進しています。

 

PIMTOを展開するモビリティ事業戦略室のMOPTIMO(モプティモ)プロジェクトでは、人やモノの移動量をオプティマイゼーション(最適化)することを通じて、パーパスの実現に取り組んでいます。

 

新宿御苑での運用を通して顧客価値、原価試算、運用の実現性などを検証し、サービス提供価格を定め、今後の本格的なサービス開始を目指し、顧客それぞれの個別最適と開発・製造の全体最適をつなぎ、市場醸成とサービスの早期実現を図ります」と話している。

 

<内容>
1. 移動型無人販売ロボットの活用
2. 来園の多い訪日旅行者の満足を高める体験を設計
3. 福祉的就労の支援
4. 運用支援アプリケーションの活用
5. 実証期間 2024年11月7日~12月8日の木、金、土、日

 

 

<関連情報>
・MOPTIMOプロジェクトページ
https://holdings.panasonic/jp/corporate/mobility/mopimto.html

 

・[特集記事]MOPTIMO始動 ハリウッド型チームビルディングでサステナビリティと事業を融合させたモビリティサービス実現を実現https://holdings.panasonic/jp/corporate/mobility/feature_article/003.html

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。