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2024年8月28日【事業資源】

軒先、明星大学と産学連携活動を実施

坂上 賢治

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明星大学経営学部学生による遊休スペースを活用した新事業提案

 

シェアリングエコノミー企業の軒先は、明星大学経営学部の谷井ゼミと連携。3年生を対象に産学連携プロジェクトを展開した。谷井ゼミでは「ビジネスプランニング」について日々学んでおり、新商品・新サービス・新事業によって新しい価値を生み出す力を養っている。

 

そんな谷井ゼミでは日々、学び得た知識のアウトプットの場として、ビジネスの第一線で活躍される方をゲスト講師に招聘。産学連携活動を行って自分たちが企画したビジネスプランについて授業内で、成果報告会を重ねている。

 

今回の取り組みは、そうしたカリキュラムに沿って、4か月もの期間をかけて行ったもので、プロジェクトの集大成として、7月24日に明星大学内にて成果報告会が開催された。

 

 

今年で6年目を迎える軒先社と明星大学との産学連携プロジェクトでは、「軒先に登録されている遊休スペースまたはシステムを使ってSDGsに関連した新しい事業・サービスを考え、提案する」をテーマに取り組んできた。

 

報告会ではチーム毎に企画内容のプレゼンに挑戦。弊社代表の西浦が、チーム毎に考案した企画についてのプレゼンを聞き、講評した。出品者と購入者の物々交換のサービスを提供する「WARASHIBE」や、オタク同士の繋がりやグッズ交換を支援するサービス「オタクマッチング」の提案など、それぞれ思い思いの新サービスが提案された。

 

同成果報告会でゼミ長の小俣 俊輔さんは、「今回の産学連携プロジェクトでは、これまでとは違い、軒先株式会社様の持つシステムを使った新規事業を考える機会がありました。

 

4月からのゼミで様々なアイデアが出されました。そこから実現可能性を見極めたり、付け足したりしながらブラッシュアップしていきました。発表では全部のグループが自信を持って発表できていたと思います。

 

指摘された課題や西浦社長の講評から、今後のビジネスコンテストや授業の中で能力を発揮する機会では、より良い企画提案ができるように尽力していきたいと考えています」と話している。

 

また同じく報告会に参加した長内陽奈さんは、「このプロジェクトでは今まで授業で習ってきた知識を発揮し、フィードバックを頂ける貴重な体験でした。

 

最初は今まで学んだ分析やビジネスモデルを、どのように組み入れていけば良いのかと迷いが大きかったです。しかし話し合いを重ねていく中で強調したい部分を考えながら、それに必要な分析やビジネスモデルを考えつくり上げることができました。

 

また授業で学んだことを実際に自分たちで取り組み、新サービスの提案に組み込むことで、分析やビジネスモデルの重大性にも気付かされました。新規事業を考えるのはとても難しく多くの時間を要しましたが、それ以上の学びや体験が得られるとても貴重な経験となりました」と参加した感想を語った。

 

 

社 名 : 軒先株式会社
所在地 : 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス8F
代表者 : 西浦 明子(代表取締役)
URL : https://www.nokisaki.com/

 

学校名 : 明星大学
所在地 : 東京都日野市程久保2-1-1
代表者 : 冨樫 伸(学長)
URL :https://www.meisei-u.ac.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。