明星大学経営学部学生による遊休スペースを活用した新事業提案
シェアリングエコノミー企業の軒先は、明星大学経営学部の谷井ゼミと連携。3年生を対象に産学連携プロジェクトを展開した。谷井ゼミでは「ビジネスプランニング」について日々学んでおり、新商品・新サービス・新事業によって新しい価値を生み出す力を養っている。
そんな谷井ゼミでは日々、学び得た知識のアウトプットの場として、ビジネスの第一線で活躍される方をゲスト講師に招聘。産学連携活動を行って自分たちが企画したビジネスプランについて授業内で、成果報告会を重ねている。
今回の取り組みは、そうしたカリキュラムに沿って、4か月もの期間をかけて行ったもので、プロジェクトの集大成として、7月24日に明星大学内にて成果報告会が開催された。
今年で6年目を迎える軒先社と明星大学との産学連携プロジェクトでは、「軒先に登録されている遊休スペースまたはシステムを使ってSDGsに関連した新しい事業・サービスを考え、提案する」をテーマに取り組んできた。
報告会ではチーム毎に企画内容のプレゼンに挑戦。弊社代表の西浦が、チーム毎に考案した企画についてのプレゼンを聞き、講評した。出品者と購入者の物々交換のサービスを提供する「WARASHIBE」や、オタク同士の繋がりやグッズ交換を支援するサービス「オタクマッチング」の提案など、それぞれ思い思いの新サービスが提案された。
同成果報告会でゼミ長の小俣 俊輔さんは、「今回の産学連携プロジェクトでは、これまでとは違い、軒先株式会社様の持つシステムを使った新規事業を考える機会がありました。
4月からのゼミで様々なアイデアが出されました。そこから実現可能性を見極めたり、付け足したりしながらブラッシュアップしていきました。発表では全部のグループが自信を持って発表できていたと思います。
指摘された課題や西浦社長の講評から、今後のビジネスコンテストや授業の中で能力を発揮する機会では、より良い企画提案ができるように尽力していきたいと考えています」と話している。
また同じく報告会に参加した長内陽奈さんは、「このプロジェクトでは今まで授業で習ってきた知識を発揮し、フィードバックを頂ける貴重な体験でした。
最初は今まで学んだ分析やビジネスモデルを、どのように組み入れていけば良いのかと迷いが大きかったです。しかし話し合いを重ねていく中で強調したい部分を考えながら、それに必要な分析やビジネスモデルを考えつくり上げることができました。
また授業で学んだことを実際に自分たちで取り組み、新サービスの提案に組み込むことで、分析やビジネスモデルの重大性にも気付かされました。新規事業を考えるのはとても難しく多くの時間を要しましたが、それ以上の学びや体験が得られるとても貴重な経験となりました」と参加した感想を語った。
社 名 : 軒先株式会社
所在地 : 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス8F
代表者 : 西浦 明子(代表取締役)
URL : https://www.nokisaki.com/
学校名 : 明星大学
所在地 : 東京都日野市程久保2-1-1
代表者 : 冨樫 伸(学長)
URL :https://www.meisei-u.ac.jp/