画像提供元:佐賀バルーンフェスタ組織委員会
駐車場シェアリングサービス「軒先パーキング」を運営する軒先は10月7日、熱気球大会佐賀運営委員会と協力し2024佐賀インターナショナルバルーンフェスタ会場周辺での駐車場不足の解消や周辺の交通渋滞緩和・違法駐車防止に向けた取り組みを開始する。
上記の軒先パーキングは、民家や空き地、休日の法人駐車場等の遊休地を有料予約制駐車場として有効活用するサービスを展開している。近年は、花火大会や祭りなどの地方の大規模イベント時の駐車場不足の解消、交通諸課題の対策として主催者との連携を進めてきた。
対して佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、佐賀県佐賀市嘉瀬川河川敷をメイン会場として開催されるバルーン(熱気球)の国際的なフェスティバル(競技大会)。参加するバルーンは約100機。大会期間中の来場者数は80万人を超えるアジア最大級の規模を誇るイベントとなる。
軒先では上記を踏まえて、会場周辺で駐車スペースを提供できるオーナーを募集している。貸出しは1日からでも1区画でも可能としている。軒先パーキングの貸し出しは利用があった場合のみ利用料の一部が運用経費となる成果報酬型。初期費用、月額費用、掲載費用は一切発生しないという。※貸出希望住所が、交通規制範囲内の場合は運用できないケースもある。
軒先では、「創業以来、花火大会に限らず数多くの地方イベント主催者と連携をしてきましたが、抱える問題は交通諸課題に留まらないことが殆どです。運営者の高齢化による人材不足、コロナの影響や物価高、人件費高騰によるコスト増、こういった背景から、歴史ある大会が開催自体を検討せざるを得ないという状況も近年では少なくありません。
そこで近年では、単なるシステム提供のみではなく〝大会を持続可能にする〟というテーマのもと、より主催者側に近い視点で連携に取り組んでいます。全公式駐車場の運営マニュアルの作成、駐車場の現地設営、警備員や現地スタッフの手配、インターネットが苦手な貸主へのアナログ対応等を実施するケースもあります。
また地方自治体開催のイベントであっても主催者側が用意できる駐車場数には限界があり、民間駐車場の活用は駐車場不足に大きく貢献します。軒先では花火大会に限っても、2017年から延べ17ヶ所の連携で独自のノウハウを蓄積してきました」と話している。
軒先パーキング
社 名 : 軒先株式会社
所在地 : 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス8F
代表者 : 西浦 明子(代表取締役)