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2025年3月27日【事業資源】

日産自動車、中部地区の連結子会社(販社)の統合

坂上 賢治

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日産外観

 

日産自動車は2026年4月1日付で、連結子会社の愛知日産自動車(社長:髙橋 博文、 以下、愛知日産)と日産プリンス名古屋販売(社長:長島 健博、 以下、日産プリンス名古屋)を統合し、その権利義務の全てを承継する新会社『日産愛知販売株式会社(日産愛知)』を設立する。

 

今回設立する「日産愛知」は、愛知日産と日産プリンス名古屋の経営資源と、長い歴史で培ったノウハウを活かし、これまで以上に顧客ニーズに沿った魅力的な商品や質の高いサービスを提供することで、愛知県尾張エリアで第一に選ばれる販売会社を目指すとしている。

 

また、日産ブランドをより深く体感して貰える店舗形態の拡充や、店舗外での積極的な展示会の開催など、来訪顧客の利便性を向上すると共に、日産ならではの商品や先進技術を気軽に体感できる様々なタッチポイントを醸成し、愛知県尾張エリアの消費ユーザーへワクワク感を提供していく。

 

なお名古屋市のある愛知県西部をカバーする「日産愛知」は、今回の統合により日産連結子会社で国内2番目の規模の販売会社となる。日産自動車と「日産愛知」は、より安全・安心なクルマ社会の発展に向けて連携を深めると共に、持続可能な社会の実現を目指した地域貢献活動にも積極的に取り組んでいく。

 

日産自動車は、ホームマーケットである日本市場に於いて、持続的な成長に向けた商品力の強化と技術革新を通じて、多様な消費ユーザーに対して顧客満足度の高い価値を提供するべく様々な施策に取り組んでいる。今回の新会社「日産愛知」の設立は、そうした趣旨に沿い、日本市場の更なる強化に向けて実施するものとしている。

 

新会社の概要
今回の統合に伴い、新会社での運営を2026年4月1日より開始。
(1)新会社の商号:日産愛知販売株式会社
(2)本店所在地:愛知県名古屋市熱田区桜田町20-34
(3)事業内容:
  ・自動車の販売・リース及び整備
  ・部用品の販売
  ・損害保険・生命保険の代理店業務
(4)統合時期:2026年4月
(5)従業員数:約1,800人
(6)株主及び持株比率:日産ネットワークホールディングス株式会社:100%

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。