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2024年12月20日【事業資源】

三菱自動車工業、インドネシアで累計生産100万台を達成

坂上 賢治

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三菱自動車工業は12月20日、インドネシアに於ける生産拠点「ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(MMKI)」の累計生産台数が100万台を達成したことを記念し記念式典を実施した。

 

式典には、インドネシア政府のファイソル・リザ産業副大臣、正木靖駐インドネシア日本国特命全権大使、三菱自動車の加藤隆雄社長の他、サプライヤーや関係会社が列席した。

 

三菱自動車工業・加藤社長は式典で、「政府の皆様、サプライヤーや関係者の皆様のご支援のお陰で、インドネシアの生産拠点は、当社にとって大きな事業の柱に成長しました。

 

ここで生産した車両はインドネシア国内で販売される他、一部車両はアセアン各国を含む世界の国々に輸出しており、アセアンの主要生産拠点として重要な役割を果たしています。今後も魅力ある商品を市場へ投入し、インドネシア経済のさらなる発展に寄与していきたいと存じます」と述べた。

 

 

なお同国ブカシ県のGIIC工業団地にある生産拠点は、三菱自動車が三菱商事、現地パートナーである〝Krama Yudha〟と共に設立した生産合弁会社。生産能力16万台の工場として2017年4月から生産を開始。その後、2019年度には生産能力が22万台に引き上げられ、現在、約50カ国に輸出している。

 

MMKIの歴史 
・2017年度:パジェロスポーツ(4月)、エクスパンダー(9月)生産開始。
・2018年度:エクスパンダー(4月)輸出開始、コルトL300(5月)生産開始。
・2019年度:エクスパンダー クロス(11月)生産開始。
・2023年度:エクスフォース(10月)、ミニキャブEV(12月)生産開始、エクスフォース(2月)輸出開始。
・2024年度:100万台達成(10月)。

 

工場(MMKI)の概要]
– 所在地:インドネシア共和国 西ジャワ州 ブカシ県(首都ジャカルタ市から東に37km)
– 代表者:取締役社長 斉藤稔
– 出資比率:三菱自動車 51%、三菱商事株式会社 40%、PT Krama Yudha 9%
– 生産開始:2017年4月
– 生産能力:22万台/年
– 敷地面積:30ヘクタール
– 従業員数:約3,500名(2024年9月)
– 生産車種:パジェロスポーツ、エクスパンダー、エクスパンダー クロス、コルト L300、エクスフォース、ミニキャブEV(現地名:L100 EV)。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。