三菱自動車工業6月4日、石川県珠洲市に対して石川中央三菱自動車販売と連携して無償貸与していた「アウトランダーPHEV」の貸与期間を1年間延長すると共に、金沢三菱自動車販売と協力して新たに「トライトン」と「デリカD:5」を追加で無償貸与する。
当社は被災地支援の一環として、石川県珠洲市に対して家電製品等に給電することができる「アウトランダーPHEV」を今年1月16日より無償で貸与した。当該被災地域は未だ路面が荒れている箇所が多く、走破性が高い4WD車が力を発揮しており、珠洲市による物資や人員の輸送および家屋損壊の確認等で活用されている。
そうした折り今般、珠洲市からの要請を受け、現在貸与している「アウトランダーPHEV」の貸与期間を1年間延長した。
更に被災地に於いて支援車両が不足していることから、1トンピックアップトラック「トライトン」、およびオールラウンドミニバン「デリカD:5」を追加で無償貸与する。
車両提供について三菱自動車工業の五十嵐京矢 国内営業本部長は、「令和6年能登半島地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
この度、追加で無償貸与するトライトンとデリカD:5は、さまざまな天候や路面において安全かつ安心して運転できる操縦性と走破性をもち、積載性にも優れたクルマです。被災された地域の皆様に少しでもお役に立てればと存じます。被災地域の1日も早い復興をお祈り申し上げます。
また当社は能登半島地震の支援活動として、今回の車両貸与の他に、新潟県・富山県・石川県・福井県4県下の新車販売店舗における急速充電の無料利用サービス並びにスマートフォンへの無料充電サービス(ともに24年3月末まで)を行いました。今後も当社は自治体や被災地のニーズに応じて引き続き、支援を行ってまいります」と述べている。