三菱自動車工業は10月24日、中期経営計画(今年3月発表)に沿って、電動化の加速フェーズに向けた電動車開発および、“ルノー・日産・三菱自動車アライアンス”の連携をより強化するため、フランスのルノーグループ(Renault Groupe)が設立する電気自動車(EV)とソフトウエアの新会社「アンペア(Ampere)」に、最大で2億ユーロを出資すると発表した。
同社は、2023年3月に発表した中期経営計画に沿い、電動化の加速フェーズに向けた電動車開発とアライアンスとの連携強化に取り組んでいるが、今回の出資はその強化策の一環。アンペアへの出資額は最大で2億ユーロとなる。
三菱自動車は、アンペアとの協業を通じて、電動車開発のさらなる強化とEVラインアップの拡充を目指す。また、協業の第一弾として、欧州市場にて、アンペアよりEVのOEM供給を受ける予定だと云う。