軽商用車『ミニキャブ トラック』
三菱自動車工業は6月7日、令和6年能登半島地震の被災地支援の一環として、被災者や支援団体を対象に車の無償貸出支援活動を行う「一般社団法人 日本カーシェアリング協会( JCSA / Japan Car Sharing Association / 代表理事:吉澤 武彦 )」に軽商用車『ミニキャブ トラック』を3台寄贈した。
日本カーシェアリング協会は、東日本大震災を切っ掛けに、寄付で集めた車を活用した支え合いの仕組みづくりをミッションとして、宮城県石巻市で設立した。
同社は2013年に電気自動車『アイ・ミーブ』を同協会へ寄贈しており、電気自動車を活用した防災の取り組みを広める活動に協力している。能登半島地震の被災地では、支援車両が不足しており、被災地域の属する石川県からも協力依頼があったことから、寄贈に至ったという。
軽商用車『ミニキャブ トラック』は、広い荷台と低い荷台床面地上高を併せ持ち、作業効率が高く、悪路での走破性、積載時の重量バランスにも優れている。寄贈車両は、被災後の瓦礫等の片付けや、被災者の転居の際の運搬などに活用される予定。
三菱自動車工業では、「令和6年能登半島地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。当社は、能登半島地震の被災地支援として、今回の車両寄贈のほかに新潟県・富山県・石川県・福井県4県下の新車販売店舗における〝急速充電の無料利用サービス〟並びに〝スマートフォンへの無料充電サービス〟(共に24年3月末まで)の実施。
更に石川県珠洲市に対して『アウトランダーPHEV』『トライトン』『デリカD:5』の無償貸与などを行っています。今後も自治体の要望や被災地のニーズに応じて支援を行うと共に、被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます」と話している。