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三菱マテリアルは5月31日、連結子会社の三菱マテリアルテクノ
( テクノ社 )を通じて持ち分を保有する東総
( テクノ社100%出資の連結子会社 )について、テクノ社が保有する株式の全てを三菱化工機
( MKK社 )に譲渡することを明らかにした。
東総社は1967年5月の設立以来、プラスチック事業およびプラント事業を営んでおり、主にFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製品などを製造・販売している。また2018年6月からは三菱マテリアルテクノグループの一員として事業活動を行ってきた。
東総社の今後の成長に資する方策について、様々な検討を重ねた結果、自社グループ主力事業との関連性を考慮し、同社と親和性の高い事業を有し、化学・エンジニアリング事業をリードするMKK社に譲渡。MKK社のもとで事業を運営することが東総社の将来的な成長に資すると判断し譲渡を決定した。
三菱マテリアルでは、「当社グループは、〝人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する〟ことを私たちの目指す姿と定めています。目指す姿の実現に向け、資源循環の拡大、高機能素材・製品供給の強化を進めてまいります」と結んでいる。
譲渡の日程
2024年5月31日株式譲渡契約締結
2024年6月28日本譲渡実行(予定)
株式会社東総および三菱化工機株式会社概要