Luupと近畿大学は12月2日から、地域導入・運営サービス「LUUP for Community」の一環として、近畿大学東大阪キャンパスの最寄り駅「近鉄長瀬駅」周辺に設置・実証実験を行う。
上記「LUUP for Community」とは、自治体・企業・団体が主体となって、日本全国どこでも「LUUP」を導入・運営するサービスを指す。各地域の短距離移動課題に寄り添い、それらを解決するための手段として活用することで、事業やまちの価値向上に貢献できる。Luupは車両や各種必要となる機能を提供し、導入先には導入費用を支払い、かつ充電などの簡単なオペレーションを現地で担って貰う仕組み。
なお近畿大学は2020年11月から、既に東大阪キャンパス内でLUUPを活用した実証実験を実施しており、この度キャンパス内にある6カ所のポートに加え、新たに近鉄長瀬駅前に1カ所が追加。これにより初めて学外にポートを設置されることで利便性の更なる向上を図る。
ちなみに近鉄長瀬駅から近畿大学西門までは徒歩で約10分掛かるが、LUUPを用いると5分以内で移動することができるようになる。また、これまで学内のみで利用されていたLUUPが、学生・教職員のみならず、地域住民の方々にも公道で利用して貰えるようになることにも期待しているという。
実施概要
・期間:令和6年(2024年)12月2日(月)~令和7年(2025年)12月1日(月)
・ポート設置場所:長瀬駅北自転車駐車場内
(大阪府東大阪市菱屋西2丁目8、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約1分)
・利用方法:専用アプリで電動キックボードを解錠し、ポート間を自由に往来して、利用時間に応じた料金を支払う
・対象:近畿大学生、教職員、一般の方
・料金:1分ごとに10円(利用者負担)を専用アプリで支払う(キャッシュレス決済)
※5分以内無料。6分経過後に60円が課金され、その後は毎分10円
・車両台数:10台
・利用可能時間:24時間
・電動キックボードの利用では、アプリから(1)年齢確認書類の登録と(2)交通ルールテストの連続満点合格が電動キックボードの利用条件となる。
・保険:対物賠償、対人賠償、自身の怪我が保険の対象。
株式会社Luup
・所在地:東京都千代田区神田佐久間町三丁目21番地24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE 4階
・代表者:岡井大輝
・創 業:2018年7月
近畿大学
・所在地:大阪府東大阪市小若江3-4-1(東大阪キャンパス)
・学長:松村 到
・設立:大正14年(1925年)
・学部学科:15学部49学科