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2024年11月15日【事業資源】

LUUP、オリジナルデザインヘルメットの販売を開始

坂上 賢治

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Luupは11月15日、スペイン発のデザインブランド「Closca(クロスカ)」とコラボしたLUUPオリジナルデザインヘルメットをAmazonで販売を開始した。なお当該ヘルメットは、11月1日より放映するLUUP初のTV-CM内でも使用される。

 

今回、Luupは自社のオリジナルヘルメットを発売した理由は、自転車関連事故が全事故に占める割合は増加傾向にあること。ヘルメット非着用時の致死率は着用時と比較して高く、自転車乗用中死者の人身損傷主部位は頭部が半数以上となっていること。

 

2023年7月の改正道路交通法施行により、電動キックボードを含む特定小型原動機付自転車に関する交通ルールが定められ、自転車同様に乗車用ヘルメットの着用が努力義務化されたことなどがある。

 

またそもそもLuupでは、予てより自転車や特定小型原動機付自転車を安全に利用して貰えるよう、抽選でLUUPオリジナルデザインのヘルメットが当たる「春の安全ライド啓発キャンペーン」の実施や安全講習会での試着・推奨などを通じて、着用を促進できる手段を模索してきた。そうした経緯から、自社のオリジナルヘルメットを手軽に購入できるようAmazonで販売することを決めた。

 

 

販売を開始したLUUPオリジナルデザインヘルメットは、スペイン発のコンテンポラリーデザインブランド〝Closca〟とコラボした製品であり、乗車外ではヘルメットをコンパクトに折り畳むことができる特許取得済みの構造を採用した。しかも同社では、そうした構造であるのにもかかわらず、万が一の事故の際に生じる衝撃から頭部を保護できることが強みであると謳っている。

 

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製品の主な特徴は以下の通り

 

  • ヨーロッパ(EU)のCE EN1078および、アメリカのCPSCといった安全規格を取得
  • レッドドット・デザイン賞、IFデザイン賞、デルタ賞など、様々なデザイン賞を受賞
  • 背面の伸縮性バンドおよび後部とサイドのストラップで頭部のフィット感を調節し、性別問わず着用可能。
  • 375gで軽量のため、着用時も持ち歩く時も疲れにくい。
  • エアフローベンチレーションシステムにより通気性を確保し、頭部を涼しく快適に保つ。
  • ヘルメットは、最先端の製造・組立システムにより生産されており、Closca社の研究所では高度な測定ツールを用いて、製品の耐久性や品質の確認が行われている。

 

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最後にLuupでは、「乗車中のヘルメット着用に関する啓発活動のみならず、積極的に着用したいと思って頂けるような工夫や実際に手に取る機会の提供を通じて、着用を促進してまいります。

 

なお自治体によっては、自転車乗車用ヘルメットの購入に要する費用の一部を補助しています。詳細については、各自治体のホームページをご確認ください」と話している。

 

商品仕様
商品名:Closca LOOP × LUUP 自転車・電動キックボード用 折りたたみヘルメット男女兼用
色:Graphite + LUUP GREEN
本体寸法:286×225×150mm
サイズ:L(頭囲60-63cm)
本体質量:375g
入り数:1個
希望小売価格:13,800円(税込)
販売開始日:2024年11月
販売ページURL:https://amzn.asia/d/1Ve3bUM

 

LUUP利用アプリのダウンロードURL:https://ride-your-city.luup.sc/Myjb/cfcdb04a

※LUUPアプリは、iOS 16 以降、iPhone 8 以降 (iPhone SE 第 1 世代 を除く)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。