Luup、西武ホールディングス傘下ブルーインキュベーション、東急は7月25日、次世代の移動インフラの構築と沿線価値を高めるまちづくりを目的に資本業務提携契約を締結した。
Luupは、“街じゅうを「駅前化」する新しい短距離移動インフラをつくる”をミッションに、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティを用いたラストワンマイル移動インフラ「LUUP」を提供。
西武グループとLuupは、東京プリンスホテルや東京ガーデンテラス紀尾井町、ダイヤゲート池袋など同社の関連不動産へのLUUPポートの設置を進め、2023年10月には、鉄道横断型社会実装コンソーシアム「JTOS」の実証実験の一環として埼玉県秩父市でLUUPの実証導入を実施。
また東急とLuupは、Luupが東急アクセラレートプログラム(現東急アライアンスプラットフォーム)に参画し、東急グループとの事業共創検討を通じて「TAP 2019DemoDay」の二子玉川賞を受賞して以来、東急線沿線における移動利便性向上の協業を進めてきた。
3社は、インフラ企業として関連施設にLUUPのポート設置を推進することに留まらず、Luupとの事業連携を加速させることで、安全・安心に配慮しながら、駅前のみならず、沿線全体の賑わいを創出していく構えだ。
西武グループとLuup:資本業務提携の詳細配下の通り
1. さらに便利で自由な移動を企図し、西武線沿線やグループの施設におけるLUUPポートの設置拡大を行う。
2.「LUUP for Community」(自治体・企業・団体などの地域コミュニティによるLUUPの運営が可能なサービス)を西武グループ関連エリアへ導入し、地域住民や観光客の移動手段の確保やまちの活性化に貢献。また、LUUPの新しいモビリティも積極的に導入する。
3. 両社連携により、さまざまな形で便利なサービスを創造し、地域コミュニティのオーナーが、魅力的でサステナブルに運営できるモデル開発も推進する。
東急とLuup:資本業務提携の詳細は以下の通り
1. 両社の交通データの分析を通じて東急線沿線におけるポート設置戦略等を連携して策定し、東急線沿線や東急グループ施設周辺など交通結節点となる場所へLUUPポートを設置し利便性向上を図る。
2. 両社のリソースを有効活用し、LUUPのオペレーションなど、事業の相互的な効率化を推進する。
3. 東急線沿線のLUUPポートを多機能化し(例:防災拠点としての機能搭載など)、沿線価値を高めるまちづくりを目指す。
株式会社西武ホールディングス
・所在地:東京都豊島区南池袋 一丁目 16 番 15 号
・代表者:代表取締役社長 兼 COO 西山 隆一郎
・設立日:2006年2月3日
・事業内容:「不動産事業」「ホテル・レジャー事業」「都市交通・沿線事業」の 3 事業を中心に スポーツ事業等、幅広く事業を展開
・URL:https://www.seibuholdings.co.jp/
株式会社ブルーインキュベーション
・所在地: 東京都豊島区南池袋一丁目 16 番 15 号
・代表者:代表取締役 原田 武夫
・設立日: 2020年5月1日
・事業内容:インキュベーション事業、新規事業の企画開発、支援及び運営に関連する事業
東急株式会社
・所在地 :東京都渋谷区南平台町5-6
・代表者 :取締役社長 堀江正博
・設立日 :1922年9月2日
・事業内容 :不動産賃貸業、不動産販売業、その他事業
・URL:https://www.tokyu.co.jp/index.html
株式会社Luup
・所在地:東京都千代田区神田佐久間町三丁目21番地24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE 4階
・代表者:岡井大輝
・創業:2018年7月
・URL:https://luup.sc/
・アプリダウンロードURL:https://ride-your-city.luup.sc/Myjb/cfcdb04a
※LUUPアプリは、iOS 16 以降、iPhone 8 以降 (iPhone SE 第 1 世代 を除く)Android OS 10.0 以降の端末で利用可能。