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2025年2月26日【事業資源】

LEXUS、「ミラノデザインウィーク2025」に出展

坂上 賢治

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LEXUSは4月8日(火)~13日(日)、イタリア・ミラノで開催される世界最大のデザインイベント、「ミラノデザインウィーク2025」に出展。世界中のクリエーションが集結するトルトーナ地区の中心であるスーパースタジオ・ピュー内デイライトで、インスタレーション『A-Un』と、気鋭のクリエイター3組と表現したインタラクティブ作品展示“Discover Together”を世界初公開する。

 

LEXUSはこれまで、従来のラグジュアリーカーの常識を打破する挑戦を続け、商品とサービスの両面で限界を押し広げ、お客様の一瞬一瞬を大切にする新しい体験を創造してきた。

 

昨年2024年のミラノデザインウィークでは、次世代バッテリーEVコンセプト「LF-ZC」に着想を得た、インスタレーション「Time」を展示。ソフトウェアが未来を予見しながら、クルマを通じた一人ひとりの体験価値の可能性を新たに広げ、絶え間なく進化し続けていくというテクノロジーによる未来の無限の可能性に対するLEXUSの想いを表現した。

 

今回の展示では、その想いをさらに具現化させるべく、LEXUSの新世代コクピット操作デバイス「ブラックバタフライ」をモチーフに制作したインスタレーション作品と3組の気鋭クリエイターによる作品を展示。

 

インスタレーション『A-Un』は、LEXUSと東京を拠点とするクリエイティブエージェンシー「SIX」、デザインスタジオ「STUDEO」が協業し、クルマが人と通じ合って新しいモビリティが拓かれる様を表現。

 

日本が古来より大切にしてきた互いの気持ちや動きを感じ取りながら、両者の呼吸が奇跡的にぴったりと合う現象「阿吽の呼吸」にインスピレーションを得て制作された没入型インスタレーションを巨大空間のなかで提案する。

 

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また、これまでLEXUSは、革新的なアイデアで、より豊かな社会・未来を創造しようとする気鋭のクリエイターをサポートする国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD」を約10年間にわたり実施してきた。

 

その後継プロジェクトとして新たに「Discover Together(仮称)」を始動。クリエイターとの共創に重きを置き、『A-Un』と同じく、「ブラックバタフライ」の新たな可能性を株式会社バスキュール、ノースイースタン大学、レクサスインハウスデザイナー、3組のクリエイターならではのユニークな視点で再解釈・表現するインタラクティブ作品を公開する。

 

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出展情報
日時 :プレスデー : 4月7日(月)、一般公開日 : 8日(火)~13日(日)
会場 :スーパースタジオ・ピュー内デイライト(Superstudio Più)
所在地 :Via Tortona, 27, 20144 – イタリア、ミラノ
展示 :インスタレーション『A-Un』/作品展示「Discover Together」with Bascule Inc., Northeastern University and Lexus Designer Team
主催 :Lexus International

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『A-Un』参画クリエイタープロフィールは以下の通り

 

 

野添 剛士(SIX Inc./写真左)
2013年にクリエイティブカンパニー SIX Inc.を設立。クリエイティブ・ディレクターとして、トヨタGRやレクサスをはじめ、国内外のブランドとともに未知なるコミュニケーション表現やリアル体験を生み出すことに挑戦している。1,000台のドローンを使った空間表現や、OK Goと協働したMV「Obsession for smoothness」、成層圏とのリアルタイムインタラクション「Space Balloon Project」など、テクノロジーとの融合で表現領域の拡張に挑むプロジェクトを数多く手掛ける。これまでにカンヌライオンズ金賞、NYフェスティバル金賞を含む100をこえる国際クリエイティブアワードを受賞。SIXとして自社開発するCOTODAMA「Lyric Speaker」も世界44カ国で販売されており商品開発の分野でも独創性が高く評価されている。
https://sixinc.jp/

 

 

 

 

池澤 樹(STUDEO/写真右)
武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業。2020年クリエイティブスタジオ「STUDEO」設立。ブランド戦略をアートディレクション起点で、コンセプト構築・PKGなどの商品デザイン・ロゴデザインからCM・グラフィック・空間デザインなどのコミュニケーションの設計までを一気通貫した世界観で手がける。
2018年ニューヨークで個展「BEYOND THE CRAFT」開催、2024年メキシコ国際ポスタービエンナーレ「The Trio Asia Posters」展に招待デザイナーとして参加。東京ADC賞、JAGDA新人賞、カンヌ国際クリエイティビティフェスティバル、ONE SHOW、ニューヨークADCなど受賞。東京アートディレクターズクラブ会員、日本グラフィックデザイナー協会会員。
https://www.studeo.co.jp/

 

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“Discover Together”参画クリエイタープロフィール
以下3チームが「Black Butterfly」を再解釈。

 

 

株式会社バスキュール(日本)
メンバー (写真左より)岩渕 智幸、朴 正義、大澤 咲子
バスキュールは、あらゆるデータに潜むリアリティや物語を抽出し、エモーショナルな体験を生み出す東京発のクリエイティブチーム。
「DATA-TAINMENT」と名付けた独自の手法を軸に、広告・イベント・スポーツ・アート・都市開発・宇宙と幅広い領域で、誰もが参加できる新たな体験価値の創造に挑んでいる。
https://bascule.co.jp/

 

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ノースイースタン大学(米国)
メンバー (写真左上より)クロエ プロック、パオロ シウッカレリ、ジャスミン イミン サン、エリザベス マキャフリー
ノースイースタン大学センター・フォー・デザインの責任者であるパオロ・シウッカレリ氏の指揮のもと、クロエ・プロック氏、ジャスミン・イミン・サン氏、エリザベス・マキャフリー氏は、データ可視化、体験設計、創造的実践が交差する広範な領域を探求するデザイナー兼研究者チームを構成している。没入型メディア、計算的データ可視化、UI/UXデザイン、デザインリサーチといった専門知識を活かし、新興技術、人間中心設計、詩的計算の隔たりを解消することで、魅力的で思考を刺激する体験を生み出している。
https://camd.northeastern.edu/center-for-design/

 

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レクサスインハウスデザイナー(日本)
メンバー (写真左より)高畠 元、田村 ゆり
トヨタ自動車のデザイナーチーム。ブラックバタフライを再解釈し、新たな表現・体験に挑戦。高畠 元は、レクサス及びトヨタブランドのモデルから、体験を含めたあらゆるプロダクトを対象に、将来ビジョンやコンセプトを企画している。田村 ゆりは、CMFデザイナーとしてキャリアをスタート。現在はジャンルを問わず既存の概念を覆す革新的なデザインを探求し、人間の感情や経験を新たな視点で捉え、多くの人に感動を届けることに力を注いでいる。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。