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2025年2月28日【交通網】

レシップ、高野山駅でデジタルサイネージの運用を開始

坂上 賢治

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レシップホールディングス(本社:岐阜県本巣市、代表取締役社長:杉本 眞)傘下のレシップは2月28日、南海りんかんバス(本社:和歌山県橋本市、取締役社長:和田 純一)に高野山駅で使用される発着案内表示システムとして「LECIP CMP(コンテンツ・マネージメント・プラットフォーム/LECIP CMP)」を採用されたことを明らかにした(2025年2月12日より運用を開始)。

 

高野山駅のバス乗り場は、高野山駅に直結し複数の系統のバスが発着する高野山観光の起点であり、多くの観光客が利用する。ケーブルカーで高野山駅に到着した観光客は、バスに乗り換え、奥の院や金剛峯寺といった高野山の主要な観光地へと向かうことができる。バス乗り場は、高野山駅の改札を出てすぐの場所にあるが、欧米からの外国人観光客が非常に多く、そのスムーズな案内に苦慮し、バスの定時発車が出来ないといった課題があった。

 

このような状況を改善するため、レイアウトや表示内容を自由に設定できるLECIP CMPを活用し、外国人観光客にも分かりやすい多言語対応の発着案内と、バスの乗車方法や運賃の支払い方法の動画などを表示する。また日本語、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語での音声案内を行い、初めて高野山を訪れる観光客にとって、バスの利用がよりスムーズになるよう配慮した。

 

設置イメージ

 

<LECIP CMP(コンテンツ・マネージメント・プラットフォーム)について>
「LECIP CMP」は、様々なデジタルコンテンツを制作できる統合型DXクラウドシステム。手持ちのパソコンで、デジタルサイネージのコンテンツ制作、モバイルチケットの発行などができる。
また、時刻連動タイムテーブル表示、多言語表示、タッチパネル表示などに対応した高機能な画面デザインや表示デザインを画面上で確認できるプレビュー機能など、充実した編集機能を有している。
動画/静止画コンテンツの配信スケジュール設定や、配信結果のレポート作成など広告管理に必要な機能も充実している。これらの機能はLECIP CMP上に独立したWEBアプリケーションとして提供する。

 

<LECIP CMP(コンテンツ・マネージメント・プラットフォーム)の特徴>
– ロケーションフリー
各事業者の運行予定の登録、デジタル広告の設定/配信作業などを、遠隔地にあるオフィスから行うことが可能。現地に出向く必要がなく、業務効率化に繫がる。

 

– ユーザー権限の設定機能
バス運行管理業務、広告配信業務、各事業者の作業などそれぞれの業務に合わせ、機能を制限したアカウント管理を行うことができる。

 

– 将来の拡張性に優れたクラウド型システム
バス車内へのデジタル広告配信や、他のバス発着拠点への運行予定案内を行うためにシステムを拡張する際は、ディスプレイを増設するだけで拡張できる。

 

– 柔軟で多様な案内表示
発着案内、デジタル広告、多言語表示、緊急時の案内など各事業者のニーズに合わせ、柔軟な表示が可能。

 

サービスイメージ

 

LECIP CMP(Content Management Platform)特設サイトURLは以下
https://www.lecip.com/cmp/jp/index.html

 

 

<会社概要>
会社名:レシップ株式会社
所在地:岐阜県本巣市上保1260番地の2
設立:1953年3月(レシップホールディングス株式会社100%出資)
事業内容:バス・鉄道用電装機器等の製造および販売・サービス、
     各種産業機器および自動車部品等の製造および販売・サービス
会社ホームページ:https://www.lecip.co.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。