神戸製鋼所は、2025年9月1日を以て創業120周年を迎える。そこで同社は、KOBELCOグループを支えたステークホルダーに感謝しつつ、「魅力ある企業」への変革に向け、「創業120周年プロジェクト」をスタートさせた。
当該プロジェクトは、「KOBELCOの約束 Next100プロジェクト(次の100年に向けた活動)」の施策と位置づけ、自社グループ社員の誇り、自信、愛着、希望、更には働きがいの向上に繋げることを意識すると同時に、社内外のステークホルダーと次の100年も持続的に発展し、共生していくことを目指していくとしている。
その主な施策とその概要は、以下の通り
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テーマ:ステークホルダーの皆様との共生
主な施策:120周年記念アニメ制作
概要:
創業からの歴史を紐解き、過去・現在・未来の社会との繋がりやKOBELCOらしさ溢れるオリジナルアニメを制作し、社内外へ発信
脚本/2026年NHK大河ドラマ 「豊臣兄弟!」を手掛ける八津 弘幸氏
作画監督・キャラクターデザイン/「となりのトトロ」(スタジオジブリ/作画監督)
「ロミオの青い空」(日本アニメーション/作画監督・キャラクターデザイン)等を手掛けた佐藤 好春氏
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テーマ:ステークホルダーの皆様との共生
主な施策:自然環境保護活動支援
概要:
国内:世代を超えて逞しく存続する森を守る活動を支援/神戸市が推進する「神戸登山プロジェクト」へ2024年度より賛同
海外:地域に根差した森林保護や水質保全等の自然環境保護活動支援を新たに開始
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テーマ:ステークホルダーの皆様との共生
主な施策:スポーツ活動支援
概要:
高校ラグビー:100周年記念事業として開始した高校生ラガーの支援を継続するとともに、2024年に20周年を迎えた「KOBELCO CUP」では記念誌の制作や特別番組の放映等のプロモーション強化を推進
ピクトグラム制作、展開:ラグビーをモチーフとしたオリジナルピクトグラムを独自開発。8月19日の当社神戸本社への設置を皮切りに他事業所への設置や、教育機関・公的スポーツ施設等への無償貸与の検討を推進
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テーマ:ステークホルダーの皆様との共生
主な施策:大阪・関西万博への協賛・展示
概要:
大阪・関西万博 未来社会ショーケース事業 「フューチャーライフ万博・未来の都市」に協賛し、展示を実施。「“未来の豊かさ”を創造する力」をテーマとし、これからの未来を生きる子供達に、ものづくりやまちづくりの面白さを伝え、未来の都市を創り上げていく主役としてのモチベーションになるような展示を目指す。
関連リンク:未来の都市(EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト)
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テーマ:社員の働きがい等の向上
主な施策:表彰制度最適化
概要:
グループ内の表彰制度の最適化を実施
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テーマ:社員の働きがい等の向上
主な施策:その他
概要:
社員の健康保持・増進に資する施策を実施
品質事案の風化・再発防止に向けた教育施設(KOBELCO約束の場)の全面リニューアルを実施
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同社では、「上記以外にも社員の働きがいの向上、ステークホルダーの皆様との共生に繋がる施策を検討してまいります。これら施策の詳細については、内容が確定次第、逐次、お知らせする予定です」と話している。