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2024年12月17日【ESG】

カクヤス、オプティマインドと配送効率化の構築へ

坂上 賢治

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オプティマインドは12月17日、カクヤスの配送業務効率化に向けた検証を実施。検証で確認できた効率化効果を元に、今後、新たな配送モデル構築を支援する取り組みを行っていくことを明らかにした。

 

オプティマインドとカクヤスは、予てより外部環境の変化に対応しながら自社の配送管理をより強固にしていくための物流戦略を検討。2024年6月から3ヶ月強にわたり配送効率化シミュレーションを通じた効率化検証の取り組みを推進してきた。

 

そうした取り組みの中で、店舗・エリア・ドライバー・納品時間といった配送に影響する諸条件別にキャパシティ(配送能力)診断を実施。診断にあたって各種制約を外した場合にどの程度効率化の可能性が見込めるのかを机上で検証した。

 

そして各条件下に於いて、定量的な最適化ポテンシャルが見込まれたことで、今般、2025年6月の本格稼働に向けた配送モデル構築プロジェクトを両社で推進することで合意。今後は配効率化だけではなく、配送の拡張性にも踏み込みながら、その再現性を担保できる配送モデルの構築を目指すとしている。

 

上記取り組みについてオプティマインドのCEOを務める松下健氏は、「同プロジェクトは日本全体が直面している物流課題を解決するための試みだと考えており、弊社が提供している「配送最適化ソリューションLoogia」の活用によってカクヤス様の配送オペレーションの効率化効果を確認できたことは、非常に価値のあるものだと思います。引き続きカクヤス様が目指す配送ネットワークモデルの新たな基盤づくりをご支援してまいります」と述べている。

 

会社名:株式会社カクヤス:https://www.kakuyasu.co.jp/
所在地:本社/東京都北区豊島2-3-1
代表者:代表取締役社長 佐藤 順一
設立:2020年10月
事業内容:酒類・食品等の飲食店向けおよび家庭向け販売

 

会社名:株式会社オプティマインド:https://www.optimind.tech/
所在地:愛知県名古屋市中区栄2-11-30 セントラルビル9F
代表者:代表取締役社長 松下 健
設立:2015年6月
事業内容:ラストワンマイル配送におけるルート最適化サービス「Loogia」の提供

 

Loogia(ルージア):https://loogia.jp/
Loogiaは、誰でも最適で高精度な配車計画・配送ルートを作成できる自動配車クラウド。国内最高峰の最適化アルゴリズムと車両の実走行データをAIで解析することで高精度な配車計画を作成することができる。

 

Loogiaコンサルティングサービス
専門のコンサルタントがデータに基づいた現況診断および、物流キャパシティのポテンシャルをLoogiaを使って算出し、改善策をご提案するコンサルティングサービス。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。