レンタカー予約管理システムの開発と構築を担うKAFLIX CLOUD(カフリックスクラウド)は、同社クラウド型DX商品「REborn」( リボーン )」を北海道地域へ提供するべく、7月1日に札幌市中央区に新オフィスをオープン。製品の導入サポート体制を拡充するための研修活動を始動させた。
今回、カフリックスクラウドが、北海道に新たな製品提供基盤を設けた理由は、当該地域のレンタカー事業に於いて、人手不足の深刻化と、アナログ管理による業務負担が大きな課題になっているためだという。
実際、全国レンタカー協会( 運輸支局別レンタカー車両数の〝2013年3月集計〟〝2023年3月集計〟 )によると、日本のレンタカー台数は、2013年から2023年の10年間で、約1.7倍の約100万台の規模に到達。新型コロナウイルス感染症が落ち着いた昨今では、益々の車両台数増加が見込まれていることから、レンタカー業界が抱える課題は、更に深刻化していると説明している。
そこで同社ではレンタカー業界の問題解決に向け、全国のレンタカー会社を対象としたDXソリューションを提供している。
そんな同社のレンタカー予約管理システム「REborn」(リボーン)」とは、OTA( Online Travel Agent / インターネット上だけで取引を行う旅行会社 )から指定された⾞両の予約から配車までを、AIで一括管理。現地スタッフを介さず車両を貸し出し処理まで一貫して行うことができるレンタカー基盤クラウドERPシステムだ。
従ってレンタカー業界に横たわる人手不足問題の解決。配車の自動化により。レンタカー業務の利益最大化をサポートできるとした。
そのシステムは、同社が用意したキオスク端末( セルフチェックイン機 )を利活用するセルフチェックインサービスで、REbornと連携させたキオスク端末は、顔認証機能を搭載していることから、受付から決済までのチェックイン及び電子契約書締結の機能を、人の手を介さずに個々のレンタカー拠点の運営が完結できるとしている。
同社では、「今回の北海道オフィスの新規オープンは、近年ニーズが増加している北海道地域でレンタカー予約管理システムREbornの導入サポートをよりスムーズに行なうための新オフィス設置となります。当社は今後も、自社開発のDXソリューションを介して地域創生にも貢献してまいります」と語っている。
提供サービス
1.レンタカー基盤のSaaS ERPシステムの提供
2.非対面型キオスク端末の提供
3.AIベースのカースキャニングシステムの提供
会社概要
会社名:株式会社KAFLIX CLOUD(カブシキガイシャカフリックスクラウド)
沖縄本社 : 沖縄県那覇市松山2-1-12 合人社那覇松山ビル501号 / TEL 098-894-7501
東京オフィス : 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル5階
北海道オフィス : 北海道札幌市中央区北4条西4丁目1-7 リージャス札幌駅前通センター319号室
代表者:代表取締役CEO 辛正民
資本金1億2000万円
設立:2022年7月
URL:https://www.kaflixcloud.co.jp