新アイデンティティはブランドを再構築する次戦略を示すステップであり、モダンラグジュアリーを追求する未来のビジョンを反映している
ジャガー・ランドローバー( JLR )は英国時間の6月1日、「House of Brands(ハウス・オブ・ブランズ)」を体現する組織へ移行する取り組みの一環として、社名の〝ジャガー・ランドローバー〟の未来を体現する新しいコーポレート・アイデンティティ(新呼称)を発表した。
新ブランド・アイデンティティは、よりクリアで明確な印象を与えJLRの各ブランド「RANGE ROVER」「DEFENDER」「DISCOVERY」「JAGUAR」独自のDNAを前面に押し出すと共に、モダンラグジュアリーの作り手になるという同社のビジョンを体現するものとなっている。
ジャガー・ランドローバーのエイドリアン・マーデル最高経営責任者(CEO)は「当社の新たなスタンスである〝House of Brands〟を打ち出していく一環として、新アイデンティティを発表する事を大変嬉しく思ってます。これは、モダンラグジュアリーな移動空間を創出するというジャガー・ランドローバーの野心に表現しているものです」と述べた。
またジャガー・ランドローバーでチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるプロフェッサー・ジェリー・マクガバンOBEは、「真にモダンラグジュアリーなビジネスを目指す私たちにとって(この発表は)、ブランドを再構築する旅の次の扉を開くものです。
新しいジャガー・ランドローバーのアイデンティティは、お客様に明確なブランドイメージを提示し、私たちの4つの英国ブランドを統合する役割を果たします。
新しいアイデンティティの制作には、創造的なプロセスが採用され、JLRの今後の方向性と野心を示すために、エレガンス、モダニティ、先進的なエッセンスに焦点が当てられました。
その体裁に於いて下がっている〝J〟は、アイデンティティにエレガントな要素を付け加えることを目的にしており、よりシンプルになったエンブレムは、リファインメントとモダニティが次の段階へと進化したことを表しています」と語った。
最後にジャガー・ランドローバーは、「新しいブランドアイデンティティは、未来のジャガー・ランドローバーのエレガンス、モダニティ、先進的なエッセンスを体現するものです。
またこの新アイデンティティで、ジャガーの〝J〟に続く〝LAND ROVERブランド〟が、今後も同社のDNAの重要な部分であり続けることを再確認しました。
ランドローバーのヘリテージマークは今後も、世界的に有名なヘリテージマークとして未来へと受け継がれ、ワールドクラスの「RANGE ROVER「DEFENDER」「DISCOVERY」の各ブランドを象徴する存在として、車両、ウェブサイト、ソーシャルメディア、ショールームで引き続き使用されます」と結んでいる。