ジカンテクノとスズキは12月20日、2024年11月にサーキュラーエコノミーシステムの実現に向けた共同開発契約を締結した。
ジカンテクノとスズキは、ジカンテクノが提携する農業プラントに於いて、もみ殻を焼却することで得られるバイオマス由来エネルギーの利用によるGHG(Greenhouse Gas:温室効果ガス)削減効果などを検証する。合わせて、もみ殻の焼却時に発生するシリカおよびカーボンの活用方法も検討していく。
【共同開発の概要】
もみ殻は、家畜の糞尿処理や土壌改良剤として使用されているが、これら以外には活用用途が限られており、処分にはコストがかかる。農業残渣であるもみ殻を燃料として用いることで、GHG削減効果に加えて、農家の皆さんの負担軽減と焼却時に発生するシリカ等の有効活用も期待できる。
同共同開発により、サーキュラーエコノミーシステムへの有効性を検証。また、将来的には同技術のさらなる適用拡大の可能性も視野に入れる。
ジカンテクノ株式会社
代表者:代表取締役 木下 貴博
本社:大阪府大阪市福島区福島6丁目12−16 矢山ビル4階
事業概要:植物残渣を原料としたバイオマス由来の素材開発
ウェブサイト:https://jikantechno.com/
スズキ株式会社
代表者:代表取締役社長 鈴木 俊宏
本社:静岡県浜松市中央区高塚町300
主要製品:四輪車・二輪車・船外機・電動車いす等
ウェブサイト:https://www.suzuki.co.jp/