JFEスチールは5月7日、鉄づくりを通して培った製造・運営技術を、鉄鋼業に限らず幅広く課題解決ソリューションとして提供するソリューションビジネス「JFE Resolus™(レゾラス)」を立ち上げた。
同社はこれまでも、品質・生産性向上、設備保全課題や環境負荷低減等に関するノウハウを活かした多様な技術を、鉄鋼業を中心にソリューションとして提供してきたが、こうした〝ものづくり〟を通じて蓄積した技術やノウハウは、鉄鋼業以外の課題解決にも寄与しうるため、今後は、より幅広く自社技術を提供するべく、新たなソリューションビジネスブランドを立ちあげ、多様なビジネスニーズにお応えていくという。
JFEスチールでは、「当社のソリューションビジネス専用のウェブサイトでは、〝生産効率や労働生産性の向上〟〝高付加価値製造技術〟〝省エネ・環境負荷の低減〟などを目的に、各種デジタル技術、CPS(サイバーフィジカルシステム)、ロボティクス、物流最適化技術を含む様々な製品や技術を紹介しています。
今後も当社およびグループ会社の商品も含めソリューションビジネスの技術・商品を拡充し、自社ウェブサイトに順次掲載してまいります。
そして事業環境や市場が大きく変化するなか当社は、今後も自社製造技術の向上を図ると共に、JFEグループで開発した技術や蓄積したノウハウなどを、ソリューションビジネスブランドJFE Resolus™として、積極的にお客様に提供することで、お客様と共に発展することを目指してまいります」と話している。