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2024年10月3日【事業資源】

インターステラテクノロジズ、北海道帯広市に5か所目の拠点

坂上 賢治

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宇宙輸送と宇宙利用を通じて地球の課題解決を目指すインターステラテクノロジズ(本社:北海道広尾郡⼤樹町、代表取締役 CEO:稲川貴⼤)は事業拡大のため、北海道帯広市に帯広支社を開設した。

 

支社としては東京、福島に続く3か所目、北海道大樹本社と研究開発拠点である室蘭技術研究所(室蘭工業大学内)を含めると拠点としては5か所目となる。インターステラテクノロジズが開発している小型人工衛星打上げロケット「ZERO」(以下ZERO)は初号機打上げに向けて各コンポーネントの製造・試験が本格化しており、拠点拡大を通じて生産体制と人材採用の強化を図る。

 

帯広支社の設置は、ZERO用コンポーネントの製造本格化に合わせ、大樹町にある本社工場が持つ生産機能を補完すると共に、手狭になっている本社オフィスを拡張することが目的。

 

クリーンルームを備えた1階工場

最大50人収容可能な2階オフィス

 

建物は旧物流倉庫を借り受け、2024年1月から改装工事を行ってきた。改装工事の設計と施工は、インターステラテクノロジズのパートナーシッププログラム「みんなのロケットパートナーズ」に参画している萩原建設工業が担当した。

 

帯広支社1階は、エンジンおよびエンジンを支える支持構造部、機体の胴体構造部などを組み立てたり保管する製造拠点となり、ターボポンプやバルブなどの組立作業を行うクリーンルームも備えている。

 

支社で製造されたコンポーネントは本社工場に運び、各種試験や最終組立を行う。2階には最大収容人数50人規模のオフィス機能を設けた。施設には2024年10月よりエンジン設計や試験を担当する推進グループと、エンジン用ターボポンプグループのメンバーら約20人が勤務している。

 

帯広支社 概要
所在地  :〒080-0010 北海道帯広市大通り南33丁目2
用途地域 :準工業地域
敷地面積 :4176.48㎡
建築面積 :1806.00㎡
延床面積 :2397.52㎡
建築   :鉄骨造、地上2階建て
工期   :2024年1月~2024年5月
設計・施工:萩原建設工業株式会社

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。