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2024年11月7日【事業資源】

ホンダ、世界陸上競技選手権・東京大会の協賛で基本合意

坂上 賢治

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ワールドアスレティックス セバスチャン・コー会長と三部 敏宏代表執行役社長

 

本田技研工業(ホンダ)は、2025年9月13日に開幕する「東京2025世界陸上競技選手権大会」(東京2025世界陸上)に協賛するオフィシャルグローバルパートナーとして、ワールドアスレティックス(World Athletics:世界陸連)とスポンサーシップに関する基本合意に至った。

 

この合意に基づき、ホンダは、東京2025世界陸上で使用される公式車両(オフィシャルカー)として電動車両などの提供する。なお、ホンダがワールドアスレティックスのパートナーとなるのは今回が初となる。

 

世界陸上は、200以上の国や地域の選手が参加する、陸上競技における世界最高峰の大会。東京2025世界陸上は、2025年9月13日(土)から21日(日)までの9日間、東京都内で開催される。世界陸上の日本での開催は3度目、東京では1991年以来、34年ぶり2度目の開催となる。

 

ホンダは同大会において、電動車両など、環境負荷の低い公式車両の提供を通じ、大会が掲げる「コンパクトで環境に配慮した持続可能な大会の実現」に貢献する。公式車両は、マラソンの先導車両をはじめ、審判車両、移動車両など、さまざまな用途で活用される予定。

 

この基本合意について本田技研工業の三部敏宏社長は、「この度、ワールドアスレティックスのオフィシャルグローバルパートナーとして、東京2025世界陸上競技選手権大会に参画できることを大変光栄に思います。

 

大会期間中は、Hondaの電動製品・技術を通して環境負荷低減に貢献していきます。今大会のスポンサーシップを通じて、『夢に向かってチャレンジする人々を応援し、その姿を見て勇気づけられる人を増やしたい』というHondaの想いを、世界中の皆さんへお届けできればうれしく思います」と語った。

 

対してワールドアスレティックスのセバスチャン・コー会長は、「私たちは、Hondaをワールドアスレティックスの最新のグローバルパートナーとして迎えられること、そして東京2025世界陸上競技選手権において、共通の持続可能性目標の一環として電動車両を提供いただけることを、大変うれしく思います。

 

私たちは、将来の世代により良い未来を創るという共通のビジョンを持つ2つの組織が結びついた、このパートナーシップを誇りに思います。日本の自動車製造の大手であるHondaには、私たちのイベントの環境への影響を最小限に抑え、持続可能な選手権大会の実現に向けてご支援いただきます」と述べた。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。