ワールドアスレティックス セバスチャン・コー会長と三部 敏宏代表執行役社長
本田技研工業(ホンダ)は、2025年9月13日に開幕する「東京2025世界陸上競技選手権大会」(東京2025世界陸上)に協賛するオフィシャルグローバルパートナーとして、ワールドアスレティックス(World Athletics:世界陸連)とスポンサーシップに関する基本合意に至った。
この合意に基づき、ホンダは、東京2025世界陸上で使用される公式車両(オフィシャルカー)として電動車両などの提供する。なお、ホンダがワールドアスレティックスのパートナーとなるのは今回が初となる。
世界陸上は、200以上の国や地域の選手が参加する、陸上競技における世界最高峰の大会。東京2025世界陸上は、2025年9月13日(土)から21日(日)までの9日間、東京都内で開催される。世界陸上の日本での開催は3度目、東京では1991年以来、34年ぶり2度目の開催となる。
ホンダは同大会において、電動車両など、環境負荷の低い公式車両の提供を通じ、大会が掲げる「コンパクトで環境に配慮した持続可能な大会の実現」に貢献する。公式車両は、マラソンの先導車両をはじめ、審判車両、移動車両など、さまざまな用途で活用される予定。
この基本合意について本田技研工業の三部敏宏社長は、「この度、ワールドアスレティックスのオフィシャルグローバルパートナーとして、東京2025世界陸上競技選手権大会に参画できることを大変光栄に思います。
大会期間中は、Hondaの電動製品・技術を通して環境負荷低減に貢献していきます。今大会のスポンサーシップを通じて、『夢に向かってチャレンジする人々を応援し、その姿を見て勇気づけられる人を増やしたい』というHondaの想いを、世界中の皆さんへお届けできればうれしく思います」と語った。
対してワールドアスレティックスのセバスチャン・コー会長は、「私たちは、Hondaをワールドアスレティックスの最新のグローバルパートナーとして迎えられること、そして東京2025世界陸上競技選手権において、共通の持続可能性目標の一環として電動車両を提供いただけることを、大変うれしく思います。
私たちは、将来の世代により良い未来を創るという共通のビジョンを持つ2つの組織が結びついた、このパートナーシップを誇りに思います。日本の自動車製造の大手であるHondaには、私たちのイベントの環境への影響を最小限に抑え、持続可能な選手権大会の実現に向けてご支援いただきます」と述べた。