総合競技3連覇を達成した愛知日野(左から)小出良介 選手、大林郁也 選手、月東義和 選手
部品スタッフ部門 第1位を獲得した青森日野 長谷川匠 選手
日野自動車は10月17日~19日、日野自動車21世紀センター「シャノン21」(東京都八王子市)で、2024年度日野自動車全国販売会社サービス技術コンクールを開催した。
総合優勝は愛知日野 大林郁也 選手、小出良介 選手、月東義和 選手、フロントアドバイザー部門は福井日野 松浦寛 選手、サービスエンジニア部門は愛知日野 大林郁也 選手、部品スタッフ部門は青森日野 長谷川匠 選手がそれぞれ第1位に輝いた。
サービス技術コンクールは、「競え『サービス技術No.1』!お客様の期待を胸に!」を大会スローガンに、全国の日野販売会社のサービスエンジニア・フロントアドバイザーおよび部品スタッフの知識・技術力と対応品質の向上を目的に開催しているもの。
日野はトータルサポートの強化に取り組んでおり、最前線でトータルサポートを実践する販売会社スタッフの人財育成の一環として実施している。今回は、39販社の代表者146名が各部門の競技に挑んだ。
開会式では、CTSOの原田氏が「日野の総合品質は商品品質とトータルサポート品質のかけ算です。トータルサポート品質においては、フロントアドバイザーやサービスエンジニアだけではなく、部品スタッフも日野の品質を支える大きな役割を担っています。どうか平常心を保って臨んでください」と激励した。
総合優勝に輝いた愛知日野の出場選手3名は、「3連覇の期待が大きかったので、結果を見てほっとしている。社長はじめ多くの人が我々を支えてくれた。恩返しが出来て嬉しい。今回の経験を経て安全の大切さを再認識したので、危ないことは危ないと止められるような人間になりたい」(大林選手)。
「過去に優勝した先輩の稲葉さんにあこがれて、この舞台を目指してきた。メンバーに引っ張ってもらいながら優勝することができた。後輩たちにもこの経験をしてもらい、成長してほしい」(小出選手)。
「これまでの訓練は非常に苦しかった。途中スランプもあったが、さまざまな方がアドバイスをくれて、3連覇という夢をかなえることができた。お客様を第一に考えるというフロントとしての初心を改めて学ぶことができた」(月東選手)、とそれぞれが喜びを語った。
また、新設された部品スタッフ部門の第1位に輝いた青森日野の長谷川選手は、「新設部門だったが、現場を想定した内容が出ると予測し、勉強してきた。ここまで良い結果が出ると思っていなかったのでうれしい。支えてくれた仲間たちに感謝の言葉を伝えたい」と述べた。
閉会式では、国内営業・サービス責任者の大野氏が「日々の業務に戻られた際、苦しいことや辛いことがあった時は、本大会の3日間を思い出してください。お互いに切磋琢磨できる仲間が全国におり、このつながりが日野グループの力であり、宝であると信じています」と大会を締め括った。
<大会結果>
総合競技
第1位 愛知日野 大林郁也 選手、小出良介 選手、月東義和 選手
第2位 群馬日野 新井晋哉 選手、小林裕大 選手、平野悠介 選手
第3位 富山日野 篠原聖也 選手、溝口祐一郎 選手、成瀬友輔 選手
フロントアドバイザー部門
第1位 福井日野 松浦寛 選手
第2位 宮城日野 奥田真一 選手
第3位 北海道日野 佐々木信之 選手
サービスエンジニア部門
第1位 愛知日野 大林郁也 選手
第2位 群馬日野 新井晋哉 選手
第3位 南関東日野 今成将吾 選手
部品スタッフ部門
第1位 青森日野 長谷川匠 選手
第2位 東北海道日野 髙橋優人 選手
第3位 新潟日野 山倉信人 選手