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2024年10月19日【事業資源】

日野、全国販売会社サービス技術コンクールを開く

坂上 賢治

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総合競技3連覇を達成した愛知日野(左から)小出良介 選手、大林郁也 選手、月東義和 選手

 

部品スタッフ部門 第1位を獲得した青森日野 長谷川匠 選手

 

日野自動車は10月17日~19日、日野自動車21世紀センター「シャノン21」(東京都八王子市)で、2024年度日野自動車全国販売会社サービス技術コンクールを開催した。

 

総合優勝は愛知日野 大林郁也 選手、小出良介 選手、月東義和 選手、フロントアドバイザー部門は福井日野 松浦寛 選手、サービスエンジニア部門は愛知日野 大林郁也 選手、部品スタッフ部門は青森日野 長谷川匠 選手がそれぞれ第1位に輝いた。

 

サービス技術コンクールは、「競え『サービス技術No.1』!お客様の期待を胸に!」を大会スローガンに、全国の日野販売会社のサービスエンジニア・フロントアドバイザーおよび部品スタッフの知識・技術力と対応品質の向上を目的に開催しているもの。

 

日野はトータルサポートの強化に取り組んでおり、最前線でトータルサポートを実践する販売会社スタッフの人財育成の一環として実施している。今回は、39販社の代表者146名が各部門の競技に挑んだ。

 

開会式では、CTSOの原田氏が「日野の総合品質は商品品質とトータルサポート品質のかけ算です。トータルサポート品質においては、フロントアドバイザーやサービスエンジニアだけではなく、部品スタッフも日野の品質を支える大きな役割を担っています。どうか平常心を保って臨んでください」と激励した。

 

総合優勝に輝いた愛知日野の出場選手3名は、「3連覇の期待が大きかったので、結果を見てほっとしている。社長はじめ多くの人が我々を支えてくれた。恩返しが出来て嬉しい。今回の経験を経て安全の大切さを再認識したので、危ないことは危ないと止められるような人間になりたい」(大林選手)。

 

「過去に優勝した先輩の稲葉さんにあこがれて、この舞台を目指してきた。メンバーに引っ張ってもらいながら優勝することができた。後輩たちにもこの経験をしてもらい、成長してほしい」(小出選手)。

 

「これまでの訓練は非常に苦しかった。途中スランプもあったが、さまざまな方がアドバイスをくれて、3連覇という夢をかなえることができた。お客様を第一に考えるというフロントとしての初心を改めて学ぶことができた」(月東選手)、とそれぞれが喜びを語った。

 

また、新設された部品スタッフ部門の第1位に輝いた青森日野の長谷川選手は、「新設部門だったが、現場を想定した内容が出ると予測し、勉強してきた。ここまで良い結果が出ると思っていなかったのでうれしい。支えてくれた仲間たちに感謝の言葉を伝えたい」と述べた。

 

閉会式では、国内営業・サービス責任者の大野氏が「日々の業務に戻られた際、苦しいことや辛いことがあった時は、本大会の3日間を思い出してください。お互いに切磋琢磨できる仲間が全国におり、このつながりが日野グループの力であり、宝であると信じています」と大会を締め括った。

 

<大会結果>
総合競技
第1位 愛知日野 大林郁也 選手、小出良介 選手、月東義和 選手
第2位 群馬日野 新井晋哉 選手、小林裕大 選手、平野悠介 選手
第3位 富山日野 篠原聖也 選手、溝口祐一郎 選手、成瀬友輔 選手

 

フロントアドバイザー部門
第1位 福井日野 松浦寛 選手
第2位 宮城日野 奥田真一 選手
第3位 北海道日野 佐々木信之 選手

 

サービスエンジニア部門
第1位 愛知日野 大林郁也 選手
第2位 群馬日野 新井晋哉 選手
第3位 南関東日野 今成将吾 選手

 

部品スタッフ部門
第1位 青森日野 長谷川匠 選手
第2位 東北海道日野 髙橋優人 選手
第3位 新潟日野 山倉信人 選手

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。