宮崎・都城支部の配送用自動車は今月で完全EV化を果たす
西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体に所属するグリーンコープ生活協同組合みやざきは8月7日、都城支部で配送用電気自動車(EV)トラックの出発式を開催する。
このグリーンコープ共同体とは、グリーンコープ生活協同組合連合会、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、福島の16の生協、各種団体と共に「一般社団法人グリーンコープ共同体」を2018年に設立。
ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきた。その設立の想いは、安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたいという母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しているもの。
そんなグリーンコープの都城支部では、今年8月、新たに6台の配送用EVを導入。この導入によって都城支部のすべての配送用自動車がEV化することになった。当日のイベントでは、都城支部のステークホルダーにも実際の配送用EVに触れて貰うだけではなく、グリーンコープの温室効果ガス削減に対する取り組みも紹介する。
なお今回、導入する「日野デュトロ Z EV」は、最大積載量1トンで、5時間の通常充電で100km以上の航続が可能。また荷台の高さは一般的なトラックの半分ほどの約40cmに抑えられている。そのため、女性や高齢のドライバーでも積み下ろしが簡単にできるのが特徴となっている。
グリーンコープは今年、「OUR GREEN」プロジェクトをスタートした。同プロジェクトは、「2027年までにグリーンコープが事業で排出する温室効果ガスゼロ」を掲げる一連の取り組み。
OUR GREENについてグリーンコープ共同体では、「組合員の皆さんと、我慢せず、無理にがんばらなくてもよいカーボンニュートラルに取り組みますを目指しています。というのは無理や我慢・がんばりは長続きするものではないからです。
またOUR GREENのロゴ右上が空いているのは、あなたが加わって、カーボンニュートラルは完成する」という想いが込められているからです。我々は、全車両の電気自動車(EV)化、二酸化炭素を排出しない電気の利用推進、国産品の充実による、輸送時に発生する温室効果ガスの削減、リユース・リサイクル推進という複数の目標を見据えて、これまで以上に強力に推進していくと結んでいる。
開催概要
日時:8月7日(水)9:00〜9:30
場所:グリーンコープ生協みやざき都城支部(都城市志比田町5640番1)
<式次第>
– 開会の辞
– 代表理事 理事長挨拶
– 来賓祝辞
– テープカット
– くす玉割り
– 出発式
組織概要
一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表理事 日高 容子
https://www.greencoop.or.jp/