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2024年9月20日【ESG】

GNHDと東吾妻町、EVを活用する災害連携協定を締結

坂上 賢治

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GNホールディングス( GNHD )と東吾妻町( 町長:中澤恒喜/ひがしあがつままち )は9月20日、災害連携協定を締結した。同協定では、災害時に東吾妻町が指定する避難所へGNホールディングスか電気自動車の貸与。東吾妻町は、貸与車両を非常用電源として活用して避難所の運営を円滑に行うなど、双方で協力体制を推し進める。

 

ちなみにGNホールディングスは、群馬県に於いて大正14年(1925年)に「ユニオン自動車」としてフォード車の販売を開始したのが発端。その後の昭和12年(1937年)に「群馬日差な自動車」が始動。現在はGNホールディングスとして、日産販社・アウディ販社・UD販社などを傘下に持つグループ企業となっている。

 

GNHDと東吾妻町の具体的な協定事項は以下の通り

 

<東吾妻町>
– 災害等が発生、または発生するおそれがあり、町が避難所を開設した場合、GNホールディングスに電気自動車の貸与を要請する。
– 避難所では電気自動車を活用して避難所内に電力を供給し、町や町民が所有する機器の使用または充電環境を整備する。

 

<GNホールディングス>
– 東吾妻町から電気自動車の貸与要請を受けた際は速やかに電気自動車を提供し、避難所の機能維持に貢献する。
– 電気自動車の活用について平時から町の防災訓練やイベントに参加し、地域住民の理解と防災意識向上に貢献する。

 

東吾妻町は同協定で電気自動車の活用を明確にすることによって、公用車のEV化、町の脱炭素化の推進の一端とし加速させていく。一方でGNホールディングスは地域の防災に電気自動車を活用できる体制を整える。

 

また平時は町のイベント・防災訓練にて東吾妻町と協働することで、電気自動車の活用を地域住民と共有し防災意識向上にも寄与していく構えだ。

 

東吾妻町役場
群馬県東吾妻町大字原1046

 

GNホールディングス株式会社
所在地:群馬県前橋市城東町一丁目6番地の8
設立年月:1925年12月
代表 :天野 慎太郎
HP :https://www.gnhd.co.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。