
カー用品専門店イエローハット傘下の福岡イエローハット(北九州を除く当該地域で16店舗を展開中)は、17店舗目となる新店「イエローハット福岡松島店」を3月7日にグランドオープンする。
この福岡松島店は、福岡イエローハットの店舗網に於いて車検に注力する旗艦店としていく考え。自動車業界では、整備士の人手不足の課題などがあるが、適切な機械を導入することで業務を効率化し、本当に必要な整備をデータなどで明確にし、安心して利用して貰える環境を整備。車検分野の事業確立を目指すという。
もちろん車検や点検、メンテナンス以外でもタイヤをはじめ、エンジンオイル・バッテリー、ワイパーなどのカー用品 約6,500種類 32,000点を販売する。加えてバイク販売フロア充実・併設した。
当該店舗概要は以下の通り
西日本初導入の自動タイヤ溝測定機等で「車検の透明化」「業務効率化」に注力
福岡イエローハットでは、安全に車検を行いたい利用者のニーズに応え、車検利用の増加を目指している。旗艦店となる福岡松島店では、「通過型自動タイヤ溝測定器」を、西日本で初めて導入する。
測定ユニット上を時速8キロメートル以下で通過すると、4輪のタイヤの溝を計測することができ、タイヤの状況を測りデータ化することで、属人化していた作業が公平に分かり易く「本当に必要な時に」タイヤの交換を薦める機会を提案することが可能となる。
更にブレーキテストやスピードメーターのテストを車両を移動することなくスピーディに行える「ブレーキ・速度計複合試機」も導入、車検の「効率化」「透明化」を図っていく。
整備士の担い手不足が課題 作業効率化と環境改善に努める
また「自動タイヤ溝測定器」を使用すると、今まで1台あたり5分ほどかかっていたタイヤ点検作業が数秒と短時間かつ正確に実施できる。「ブレーキ・速度計複合試験機」は、車種によって最大で20分かかっていた作業を10分で済ませることができ、時間や業務の効率化を図ることができる。
そもそも国土交通省の調査によると、整備士の有効求人倍率は2023年度に4.99倍で、全業種平均の1.17倍を大きく上回っており、自動車整備の担い手不足が近年課題となっている。福岡イエローハットも整備士の今後の確保については危惧しており、整備士の労働環境の改善に努めていく。
そうした経緯から、同機械を導入することで作業時間を短縮したり、暑い過酷な中での作業を少しでも改善してきたい考えだという。こうした施設面の改善を図ることで、施設面での工夫に配慮している。
気軽に声をかけて顧客が尋ねやすい環境づくりに腐心
もとよりイエローハットでは、タイヤをはじめオイルやワイパーなど、車の走行に必要な用品のみならず、車内で使用するカーナビやハンドルカバー、芳香剤に至るまで様々なものを用意している。
しかし欲しいものがどこにあるかわからず、店舗内を探し回る顧客が多い。そこで福岡イエローハットでは、スタッフがこまめに巡回するなどを介して、店舗内に於いて気軽に聞くことができる環境整備を整えてきた。
約123坪の展示場を備えたバイク販売店も併設
バイクに掛かる顧客ニーズにも応えるために、福岡松島店ではバイク販売フロアも併設した。運営は、「株式会社バイク館イエローハット」となる。約123坪の展示場に国内各メーカー「SUZUKI・HONDA・YAMAHA」の新車をはじめ、良質な中古車、独自のインポートモデルまで、100台を超える車両展示を行っていく予定だ。
福岡イエローハットでは、「当社はイエローハットの連結子会社で福岡(北九州を除く)に17店舗展開しております。その店舗に於いて、お客さまのカーライフに於ける全てのサポートをお任せ頂けるよう、ニーズにあわせた店舗業態の展開と、豊富な品揃えや最新鋭の機器と安心の技術で応えるピット作業を実践。ご来店頂いたお客さまに信頼と安心をご提供できる店舗づく りを目指しています。そうしたなかでイエローハット福岡松島店では、お客様が抱える車の課題を解決し、地域で必要とされるよう定期的に通ってもらえる店舗にしたいと考えております」と話している。
イエローハット福岡松島店
所 在 地 :福岡県福岡市東区松島5-27-28
電話番号:092-621-5855
営業時間:9:30 〜 18:30
定 休 日 :なし
敷地面積:5,485.1㎡(1,659.2坪)
延床面積:2,931.4㎡(886.7坪)
売場面積:728.7㎡(220.4坪) 複合店2階建 ピット台数15台 駐車台数 77台(自動車)
企業名:株式会社福岡イエローハット
事業内容:カー用品の販売・取付・自動車整備・車検等
株式会社イエローハットの福岡地区販売子会社として、
福岡地区でのイエローハットの店舗運営
代表者:代表取締役 佐藤 和也
所在地 :〒816-0912 福岡県大野城市御笠川5-1-14
設立年月日 :1985年10月
公式サイト : https://www.yellowhat.jp/