EVモーターズ・ジャパン (EVMJ)は8月6日、シリーズD種の第三者割当増資に於いて、〝横浜キャピタル〟と〝Zhongchi intelligence and technology(Yangzhou)〟の2社より、前回の調達から6月28日までに合計1億9,500万円の資金調達を実施。全ラウンド合計の資金調達額が総額約65.6億円となったことを発表した。
なお、今回の調達資金は、これまでの調達同様に、車両の仕入や、現在建設を進めている商用EV最終組み立て工場の建設(二期工事)、試作車両・デモ車開発の研究費、また組織体制の強化等に充当される予定だと云う。
EVMJは、このシリーズDラウンドでの資金調達を引き続き継続し、順次公開。強固な商用EV量産体制の構築と、更なる車両ラインナップの拡充を図ることで、環境エネルギーの浸透とゼロエミッション社会の実現へ邁進していきたいとしている。
[新規出資者からのコメント]
■横浜キャピタル 代表取締役社長の田邉俊治氏
「日本のバッテリー安全技術でゼロエミッション社会の実現を目指す」というEVモーターズ・ジャパン様のビジョンに深く共感し、今回投資をさせていただきました。
EVモーターズ・ジャパン様が開発・販売をするEVバスは、今後日本が目指すべき脱炭素社会に大きく貢献するものと期待をしております。神奈川県をはじめとする弊社の営業地盤への商品導入に微力ではありますが少しでも貢献できればと思います。
■Zhongchi intelligence and technology(Yangzhou)の担当者
お互いの協力関係をより深いものとし、この局面を共に勝ち抜きたいと考え、この度EVモーターズ・ジャパン様へ投資いたしました。
両社の強みである製品を融合させることにより、迅速な技術革新と効率的な市場拡大を実現させることができ、市場に於ける競争力を高め、事業の継続的な成長を促進いたします。
弊社はEVモーターズ・ジャパン様の経営理念と経営方針を高く評価し、これに賛同すると共に、この協力を通じて、強みを補い合い、共に明るい未来を切り開きたいと考えております。
<EVMJの概要>
– 会社名:株式会社EVモーターズ・ジャパン
– 本社所在地:福岡県北九州市若松区白山 1-18-7
– 代表取締役社長:佐藤 裕之(さとう ゆうじ)
– 設立:2019年4月
– 資本金等:6,570,200,000円(2024年6月28日現在)
– 事業内容:
電気自動車(バス・トラック・トライク・特殊車両等)および充電ステーションの販売・メンテナンス。自動運転バス(レベル4)の開発。電気自動車のリース、レンタル、ESCO事業。蓄電池・PVを活用した再生可能エネルギー事業。
– 連絡先:
・電話:093-752-2477
・公式HP:問合せフォーム
EVMJは、これまでのラウンドで上記32社などから資金調達を実施。