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2024年8月6日【事業資源】

EVMJ、第三者割当増資で1億9500万円を調達

NEXT MOBILITY編集部

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EVモーターズ・ジャパン (EVMJ)は8月6日、シリーズD種の第三者割当増資に於いて、〝横浜キャピタル〟と〝Zhongchi intelligence and technology(Yangzhou)〟の2社より、前回の調達から6月28日までに合計1億9,500万円の資金調達を実施。全ラウンド合計の資金調達額が総額約65.6億円となったことを発表した。

 

なお、今回の調達資金は、これまでの調達同様に、車両の仕入や、現在建設を進めている商用EV最終組み立て工場の建設(二期工事)、試作車両・デモ車開発の研究費、また組織体制の強化等に充当される予定だと云う。

 

EVMJは、このシリーズDラウンドでの資金調達を引き続き継続し、順次公開。強固な商用EV量産体制の構築と、更なる車両ラインナップの拡充を図ることで、環境エネルギーの浸透とゼロエミッション社会の実現へ邁進していきたいとしている。

 

[新規出資者からのコメント]

■横浜キャピタル 代表取締役社長の田邉俊治氏
「日本のバッテリー安全技術でゼロエミッション社会の実現を目指す」というEVモーターズ・ジャパン様のビジョンに深く共感し、今回投資をさせていただきました。
 EVモーターズ・ジャパン様が開発・販売をするEVバスは、今後日本が目指すべき脱炭素社会に大きく貢献するものと期待をしております。神奈川県をはじめとする弊社の営業地盤への商品導入に微力ではありますが少しでも貢献できればと思います。

 

■Zhongchi intelligence and technology(Yangzhou)の担当者
お互いの協力関係をより深いものとし、この局面を共に勝ち抜きたいと考え、この度EVモーターズ・ジャパン様へ投資いたしました。
両社の強みである製品を融合させることにより、迅速な技術革新と効率的な市場拡大を実現させることができ、市場に於ける競争力を高め、事業の継続的な成長を促進いたします。
 弊社はEVモーターズ・ジャパン様の経営理念と経営方針を高く評価し、これに賛同すると共に、この協力を通じて、強みを補い合い、共に明るい未来を切り開きたいと考えております。

 

<EVMJの概要>
– 会社名:株式会社EVモーターズ・ジャパン
– 本社所在地:福岡県北九州市若松区白山 1-18-7
– 代表取締役社長:佐藤 裕之(さとう ゆうじ)
– 設立:2019年4月
– 資本金等:6,570,200,000円(2024年6月28日現在)
– 事業内容:

電気自動車(バス・トラック・トライク・特殊車両等)および充電ステーションの販売・メンテナンス。自動運転バス(レベル4)の開発。電気自動車のリース、レンタル、ESCO事業。蓄電池・PVを活用した再生可能エネルギー事業。

– 連絡先:

・電話:093-752-2477
・公式HP:問合せフォーム

 

EVMJは、これまでのラウンドで上記32社などから資金調達を実施。 EVMJは、これまでのラウンドで上記32社などから資金調達を実施。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。