生体データを活用したソリューションを提供するenstem(エンステム)は8月9日、自社の運送業向け健康管理サービス「Nobi for Driver(ノビ フォー ドライバー)」が、令和6年度国土交通省の事故防止対策支援事業のうち、過労運転防止のための先進的な取り組みに対する支援事業の対象機器として認定されたと発表した。
同社によると、Nobi for Driverは、スマートウォッチを用いてドライバーの業務中のバイタルデータを取得し、ドライバーの業務中の健康状態を可視化できるサービスだという。
例えば事業上に於いては、点呼時の健康チェックとして、具体的に心拍数でドライバーの調子を把握することができ、業務中のドライバーの健康状態も可視化することができるとしている。
この際、緊急度が高いものは、ドライバー・運行管理者が共にアラートとして通知を受け取ることができ、Nobi for Driverを介してドライバーの過労や不調、それに起因する運転中の集中力の低下などの可視化に貢献する。同社ではNobi for Driverは、生体データをAI分析し、運転前のチェックや、運転中のモニタリング機能を通じてドライバーの安全と健康を守りますと説明し結んでいる。
なお事故防止対策支援推進事業は、国土交通省物流・自動車局で自動車運送事業における交通事故防止の観点から、先進安全自動車(ASV)や運行管理の高度化に資する機器の導入等の取組を支援するため、要件を満たした事業者に対して補助金を交付する事故防止対策支援推進事業を実施しているもの。
<補助金概要>
過労運転防止のための先進的な取り組みに対する支援
https://hogo-zoushin.jp/download1_3.html
▼国土交通省 事故防止対策支援推進事業に係る補助金の申請受付開始
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha02_hh_000656.html
補助金申請と予算額の概要
▼(公財)日本自動車輸送技術協会の補助金申請ポータルサイト
https://hogo-zoushin.jp/download1_3.html
※補助申請の受付期間:令和 6 年 7 月 30 日(火)〜令和 7 年 1 月 31 日(金)
導入・申請方法などのお問い合わせ
「Nobi for Driver」の製品Webサイト
https://lp.nfd-app.com/
<会社概要>
株式会社enstem
代表取締役CEO:山本寛大
設立:2019年6月
事業内容:生体データ事業 / マーケティング事業