エネチェンジ( ENECHANGE )は12月27日、EV充電事業の急激な成長拡大に伴う資金需要に対して三井住友銀行をアレンジャーとして、三井住友信託銀行、商工組合中央金庫、千葉銀行( 千葉県 )、紀陽銀行( 和歌山県 )、山梨中央銀行( 山梨県 )、三十三銀行( 三重県 )との間で総額15億円のシンジケーション型コミットメントライン契約の締結を実施したと発表した。
同社のEV充電事業は、2021年11月の敷設開始から現在に至る期間で日本全国に1,467台の受注を達成。目標として掲げている2023年第2四半期迄に3,000台という受注達成に至る目処が立ちつつある。
今回のシンジケーション型コミットメントライン契約の締結については、これらの実績に加え、EV充電インフラ普及が地域活性化にも繫がる取り組みである事が評価され、複数金融機関のシンジケーション方式による事業支援に繫がったと説明している。
またエネチェンジでは「当社EV充電事業における事業拡大の実績や将来性に加え、当社の信用力を評価頂いた事で、希薄化及びコストを抑えた上での資金調達枠の設定に成功しました。
なお今回の調達により、EV充電事業に於ける借入を含む累計調達額(コミットメントラインの設定を含む)は約21億円となります」と話している。
シンジケートローンの概要
組成総額 :15億円
契約締結日 :2022年12月27日
アレンジャー :三井住友銀行
参加金融機関 :三井住友銀行、三井住友信託銀行、商工組合中央金庫、千葉銀行、紀陽銀行、山梨中央銀行、三十三銀行
資金使途 :EV充電インフラ事業への投資