船の自動運転技術開発スタートアップのエイトノットは、2025年大阪・関西万博へ出展する。同社によるとエイトノットが開発する自律航行システムは、AIが最適なルートを自動的に生成、離着岸時の複雑な操船も全自動で行うため、熟練の技術を必要とせず誰でも安全に運航が可能だと謳っている。
そんなエイトノットは、ロボティクスとAIの専門家集団として、小型船舶向け自律航行技術開発を中心に「海のDX」と「船舶のロボット化」を推進し、社会課題の解決と海起点の新たな経済圏の創出を目指している。自律航行技術の社会実装を通じて、船舶乗組員のサポートや、船舶安全性の向上、運用コストの最適化を実現し、水上輸送をより身近なものにしていきたい考えだ。
なお今回の万博に於ける船舶展示では、未来の海上交通がどのように変わるのか、その社会的価値を来場者が実感できるよう、普段は海洋や船舶に触れる機会が少ない来場者に自律航行技術の可能性を体験して貰えるような展示を行うという。
また、当社のシステムは、既存の船舶にも後付け(レトロフィット)できるため、既存の資源を最大限に活用しながら最新の技術を導入することができるとしている。
展示・出展概要
場所:大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」
期間:2025年7月1日(火)~2025年7月7日(月)
展示企画:『カーボンニュートラル トレジャーハント ~便利な未来を支える技術たち~』
コンセプト:自律航行技術を通じた海洋に対する関心と理解度の向上
上記にもある大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」とは、
2025年大阪・関西万博に於ける優れた大阪の中小企業・スタートアップを発掘・支援し、その象徴的な成果、活躍を効果的に発信するゾーンとなる。
同ゾーンの企画・運営は、公益財団法人大阪産業局と大阪商工会議所が、共同で「中小・スタートアップ出展企画推進委員会(推進委員会)」(委員長:立野純三・大阪産業局理事長、大阪商工会議所副会頭)を設置し、大阪府、大阪市とも協力して検討を進めている。
両団体では、優れた中小企業・スタートアップを発掘・支援し、大阪パビリオンでその象徴的な成果、活躍を効果的に発信できるように、万博の会期中だけでなく、準備期間や開催後も視野に入れた取り組みを企画・推進していくという。
会社概要
会社名:株式会社エイトノット
英表記:Eight Knot Inc.
設立:2021年3月8日
役員:代表取締役CEO 木村裕人、取締役CTO 横山智彰 、社外取締役 蓬田和平
本社所在地:大阪府堺市北区長曽根町130番地42 S-Cube本館313号室
東京オフィス:東京都江東区亀戸1-16-8 鯨岡第一ビル3C
広島オフィス:広島県広島市中区上八丁堀7-1 HIOS HIROSHIMA 405号室
事業内容:水上モビリティの自律航行システム開発・販売
ウェブサイト:https://8kt.jp
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