写真左から、駐日インド大使館 デブジャニ・チャクラバルティ公使、デンソー インド地域CEO 飯田 康博氏、下川 徹也 経済産業省通商政策局技術・人財協力室長、田中 一成 経済産業省通商政策局審議官
デンソー傘下のデンソー・インディア( DNIN / ウッタルプラデーシュ州 )が開校した企業内職業訓練校「DENSO JIM」が7月9日、日本の経済産業省より「日本式ものづくり学校( JIM / Japan-India Institute for Manufacturing )」として認定された。
この「日本式ものづくり学校」は、日印首脳間で合意された「ものづくり技能移転推進プログラム」に基づき、インドに進出する日系企業が設立する人材育成機関を認定し、支援をするもの。
DNINでは、2024年5月にDENSO JIMを設立。製造現場に於ける将来のリーダー候補の育成・採用を目指している。現在、約300名の若い実習生を順次受け入れており、2年の教育期間の中で、実習生は「5S」や「カイゼン」、「アタリマエ」といった日本式ものづくりのコンセプトや実践を通じ、製造業の基礎スキルを学んでいる。
この取り組みについてデンソーでは、「今後も、未来を担う人材の育成を通じて、インドの地域社会や製造業の発展に貢献していきます」と話している。