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2024年7月8日【事業資源】

コーンズ芝、「フェラーリ」サービスセンターを拡充

坂上 賢治

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「フェラーリ」サービスセンター

 

36サービスベイを誇る世界最大級のアフターサービス体制を構築

 

日本国内に於けるフェラーリ正規販社のコーンズ・モータースは7月8日、「フェラーリ」のアフターサービスとメンテナンス施設を大幅に拡充。7月から本格稼働させている。

 

そんなコーンズ・モータースは、1976年よりフェラーリの取り扱いを開始(2008年からオフィシャルディーラー)し、以来、フェラーリ本社およびフェラーリ・ジャパンと半世紀近いパートナーシップを育み続け、関東・東海・近畿で4店舗のショールーム及びサービスセンター4カ所、ボディショップ1カ所を展開。日本に於けるフェラーリ文化醸成の一端を担ってきた。

 

そうしたなかで関東圏のフェラーリユーザーに対するアフターサービスとメンテナンス網を担う「コーンズ芝」は、「コーンズ芝サービスセンター」(港区)と「コーンズ東雲サービスセンター」(江東区)の2拠点を展開している。

 

今回は、このうち「コーンズ東雲サービスセンター」を増床・拡張。521㎡の作業スペースが1993㎡となり、サービスベイを24増の30台分に拡充した。サービスベイ合計数は世界で最大規模の36台分となり、アフターサービス能力を大きく向上させている。

 

「オフィチーナ・フェラーリ・クラシケ」専用ワークスペース

 

オフィチーナ・フェラーリ・クラシケ専用のワークスペースも

 

芝と東雲、いずれのサービスセンターも「フェラーリ」の最新CIを採用し、レセプションエリアやラウンジスペースなど洗練されたイタリアンデザインと共にサロンのような居心地の良さを提供。

 

設備も最新モデルから各年代のモデルに対応可能な治具まで豊富な装備を備え、スタッフは世界のフェラーリ・メカニックの頂点を決めるコンテストでナンバーワンに輝いたマスターテクニシャンをはじめ、長年技術を蓄積したベテランスペシャリストを多数配置している。

 

更に2017年には国内で初めて、製造から20年以上経過したフェラーリ・クラシックモデルの認定ワークショップ「オフィチーナ・フェラーリ・クラシケ」の指定を取得。多くのエンスージアストをもつクラシック・フェラーリの車両価値を保ち、適切な維持・管理を実施するための高品質なサービスを提供している。

 

また昨年4月にリニューアルオープンしたアジア最大級の販売拠点「コーンズ芝ショールーム」との連携も強め、「ヘリテージ」「パッション」「イノベーション」「ハンドメイド」「チーム・スピリット」といったフェラーリのDNAを伝える場所として提供すると共に、50年近くに亘り培ってきた多くのフェラーリファンとの信頼関係をベースとした、更なる顧客満足度とブランドイメージの向上を目指していくという。

 

「コーンズ東雲サービスセンター」概要
稼働日:2017年6月2日
所在地:東京都江東区東雲2-5-6
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜・祝日・年末年始
TEL:03-3527-5515
店舗責任者:井出 修平
延床面積:約1993㎡
作業ベイ:30ベイ
スタッフ数:21名

 

「コーンズ芝サービスセンター」概要
稼働日:2024年4月28日
所在地:東京都港区芝3-3-10
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜・祝日・年末年始
TEL:03-5730-1614
店舗責任者:井出 修平
延床面積:約297㎡
作業ベイ:6ベイ
スタッフ数:10名

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。