沖縄から全国へ、人材の成長とともにさらなる事業拡大へ
ITを活用して運送業界へ物流マッチングサービスPickGo(ピックゴー)を提供するCBcloud(シービークラウド)は10月25日、本店を沖縄県へ移転することを明らかにした。同社のマッチングサービスの内容は、配送プラットフォームに荷主が依頼を打診すると登録ドライバー(配送パートナー)が直接依頼を確認して応募できる仕組み。荷主と配送パートナーが直接繫がるため、配車作業をスピーディーに担えるのが特徴。
荷物の配送中は、配送パートナーの位置情報をGPSでリアルタイムに位置を確認できる。依頼は軽貨物車両や一般貨物車両(2t以上のトラック)を手配でき、常温・チルド・冷凍の3種類の温度帯にも対応する。
今回の本社移転は、代表取締役CEOの松本氏のルーツが沖縄にあることが起因している。また2020年4月に設立された沖縄拠点は、優れた人材が定着し、沖縄から全国に向けて新たな価値を届けるなど事業の成長に大きく貢献していることなどがある。
従って人材獲得戦略の一環として今後は、沖縄県内の人材の育成・採用や 沖縄県内企業のDX化・システム化の促進等の取り組みを通して、地元経済の成長と発展にも貢献していきたいと話している。
同社では、「沖縄県は、賃金や雇用の改善、人材の活用促進、IT産業の成長など、さらなる発展に向けた重要なステップを迎えています。CBcloudは沖縄県内に留まらず、全国に向けたビジネス展開を進めることで、沖縄県の人材にやりがいと成長の機会を提供しています。今後は沖縄県の人材の潜在力を最大限に引き出すための取り組みを今後も強力に進めて参ります」と話している。
最後にCBcloud 代表取締役CEO 松本 隆一氏は、「この度、CBcloudは本店を沖縄に移転することを決定しました。沖縄の人材はまだポテンシャルを秘めていると確信しており、私たちのビジョンである『世の中の眠る力に革新を。』を体現し、沖縄から全国に価値を提供することで、地域経済の活性化にも貢献していきます」と結んでいる。
沖縄県内の人材の育成・採用施策
- パートの求人:時給1,550円
- 正社員:東京と同水準の賃金テーブル
- 採用計画:2027年までに+90名 2029年までに+200名
- 採用サイト:https://recruit-okinawa.cb-cloud.com/
沖縄県内企業のDX化・システム化の促進
- 沖縄県、沖縄ITイノベーション戦略センターや地元企業と協力し、事業展開に向けた連携を強化
- 上記取組みを通じて、沖縄県の人材が持つ潜在的な力を引き出し、地域経済の活性化を目指す。