CATL( Contemporary Amperex Technology Co., Limited )と北京現代( 北京現代汽車有限公司 / Beijing Hyundai Motor Co., Ltd. )は4月25日( 北京発 )、北京現代のEVプロジェクトで協力。将来の北京現代の電気モデルに電力を供給するため、北京モーターショー2024( 北京国际汽车展览会 / BEIJING INTERNATIONAL AUTOMOTIVE EXHIBITION / オートチャイナ2024 )で戦略的パートナーシップ契約を締結した。
2002年に北京汽車工業控股と現代自動車の合弁によって設立された抗弁企業、北京現代は、過去21年間に亘って中国で独自の存在感を以て、中国国内で1,200万台以上の車両を販売。信頼できる車両製造能力を証明してきた。
そんな北京現代は2017年にCATLとの協力関係を開始して以降、累計販売台数が20万台を超える人気モデルを相次いで発売してきた歴史がある。
今回の新たな協定の発効により、 北京現代はCTPやNPなどCATLの最新バッテリー技術を搭載した10以上の主要なグローバルモデルを次々と投入していくことになる。
CATLはその技術的優位性を活用して北京現代と協力して高品質の自動車製品を開発し、中国に於ける北京現代の事業成長をサポートしていく。また今後の製品開発に於いて、共通の事業指針を持ち続けることで、両社にとって有利な関係が保証されるとしている。
そもそもCATLはここ数年、ヒョンデとのパートナーシップを確立・強化してきた。 例えば2021年10月、CATLと現代モービス(MOBIS)は技術ライセンスおよびパートナーシップ契約を締結。これによりCATLは自社のCTP(セル・トゥ・パック)技術をMOBISに開示すると共に、現代モービスヘの供給を手厚くサポートしていく。それにより現代モービスは、韓国国内だけに留まらず世界中で関連CTP製品を提供している。