ブリヂストンは9月8日、炭素に関する持続可能な製品の国際的な認証の一つである「ISCC PLUS認証」を国内の4つのタイヤ工場(久留米工場、鳥栖工場、栃木工場、彦根工場)にて取得した。
日本国内のタイヤ工場に於けるISCC PLUS認証(ISCC/International Sustainability and Carbon Certification、再生可能&再生由来資源を用いた製品が要求事項に準拠しているかを審査・認証する制度)の取得は当社が初めてという。
ISCC PLUS認証は、バイオマスなど再生可能資源由来の原材料や再生資源由来の原材料が製品製造を含むサプライチェーン上で適切に管理されていることを担保する制度を指す。
取得工場では今後、マスバランス方式(製品・流通工程で原材料が混合される際、石油由来などの原材料投入量に応じて特性の割り当てを行う手法)にて認証製品の取り扱いが可能となる。ブリヂストングループ全体では、今回の4つの工場を含め国内外の12拠点で既に認証を取得している。
ISCC PLUS認証取得時期は以下の通り
国・地域/拠点名/認証取得時期
○日・福岡/久留米工場/ 23年9月
○日・佐賀/鳥栖工場/ 23年8月
○日・滋賀/彦根工場/ 23年8月
○日・栃木/栃木工場/ 23年8月
○米・ノースカロライナ/ブリヂストンアメリカス・インクウィルソン工場/23年5月
○日・東京/ブリヂストン物流/23年3月
○日・新潟/旭カーボン/23年3月
○米・オハイオ/ブリヂストンアメリカス・インクアドバンスト・タイヤ・プロダクション・センター/22年11月
○米・ルイジアナ/ファイアストンポリマー レイクチャールズ工場/22年9月
○米・サウスカロライナ/ブリヂストンアメリカス・インクエイケン工場/22年9月
○伊・ローマ/ブリヂストンヨーロッパ エヌヴィーエスエー技術センター/22年9月
○米・オハイオ/ファイアストンポリマーエンジニアリング・パイロット・センター/ 22年6月
国内タイヤ工場として初のISCC PLUS認証を取得した工場
久留米工場
鳥栖工場
栃木工場
彦根工場