ブリヂストン傘下の米国グループ会社ブリヂストン アメリカス インクは9月12日(米国ナッシュビル発)、NTT INDYCAR® SERIESのオフィシャルタイヤとして、ファイアストンブランドタイヤの独占タイヤサプライヤー契約を5年間延長。2030年まで継続することを発表した。
NTT INDYCAR® SERIESは、北米最高峰の伝統的なフォーミュラカーレース。シリーズを代表するレース「INDY500」の第1回開催は1911年まで遡り、その記念すべきレースの勝者はファイアストンブランドタイヤを装着しており、その後も勝利を重ねてきた。
今年はファイアストンブランドタイヤの独占供給25年目を迎え、今回の契約延長では2023年から支えているNTT INDYCAR® SERIESの次世代育成カテゴリーにあたるINDY NXT by Firestoneも2030年まで継続サポートする。
ちなみにそんなNTT INDYCAR® SERIESでは、2022年からグアユール由来の天然ゴムを使用したレースタイヤをストリートサーキット開催レースで導入し、サステナブルなタイヤ技術を実証した。
その後も、再生資源・再生可能資源の活用を進めており、「走る実験室」としてサステナブルなグローバルモータースポーツ活動強化に取り組んでいる。またそもそもブリヂストンにとってモータースポーツはタイヤメーカーとしての「原点」であり、「極限への挑戦」であると同社でも謳っている。
ブリヂストンでは、「モータースポーツを通じて、レースを楽しみ、勝つことにこだわり、極限へ挑戦し、イノベーションを加速させていく情熱。更に仲間と共に持続可能なモビリティ社会を支えていくという情熱を込めた”Passion to Turn the World®(世界を変えていく情熱)”の新メッセージのもとサステナブルなグローバルモータースポーツ活動を強化していき、極限の条件で磨いた技術を次ステージの技術開発へも繋げていきます」と話している。