ZMPは7月14日、自動運転EVトラック「RoboCar EV Truck」の先行受注を開始した。
ZMPは、2014年より公道での自動運転を開始、交通量の多い都心部での自動運転タクシーサービスなどで技術・サービスの実証を進めるととともに、空港やテストコース等の私有地において無人自動運転実用化を進めている。これまでミニバンタイプのRoboCar MiniVan、SUVタイプのRoboCar SUV、11人乗り小型EVバスRoboCar Mini EV Busを展開していたが、今回、積載量2トンの中型EVトラックをベースとした自動運転トラック「RoboCar EV Truck」がラインアップに加わった。
RoboCar EV Truckは、全長約6m、積載量2トンの自動運転電気自動車(EV)トラック。1回の充電で約225km走行が可能な株式会社EVモーターズ・ジャパン製EVトラックをベース車両とし、ZMPが構内での自動運転を実現するためのセンサー及び自動運転コンピュータ「IZAC」を搭載し自動運転EVトラックトラックとして提供する。構内搬送トラックはディーゼル車・ガソリン車が主流だが、この車両はEVであるため、脱炭素化に貢献が可能であり、自動運転機能により搬送業務の省人化、効率化が可能となる。
■主な仕様(予定)
サイズ(全長×全幅×全高):5,995×2,098×2,645mm
積載重量:2t
車両重量:2,730kg
車両総重量:4,775kg
最高速度:100km/h(手動運転時)
航続距離:225km(使用条件による)
バッテリー:リチウムイオン
充電時間:2時間(急速時)