ZMPは12月16日、中国バス車両メーカーのANHUI ANKAI AUTOMOBILE(安凱汽車/以下、ANKAI社)製の全長10.5mの大型電気(EV)バスの先行受注を、同日より開始すると発表した。
ANKAI社は中国安徽省合肥市を拠点とし、年間3万台の生産能力を有するバス専業メーカー。ZMPでは、2019年より同社製の小型EVバスをベースとした自動運転車両「RoboCar Mini EV Bus」を展開する他、今年7月からはベースとなる小型EVバスの販売も開始。今回、ラインナップに同社の全長10.5mの大型EVバスを加える。
導入されるEVバスは、国内の路線バスで多く採用される全長10.5m級の大型バスで、バッテリーにリチウムイオン電池を採用し、一回の充電で約300kmの走行が可能。工場構内等での輸送を想定(公道での走行については要問合せ)していると云う。
価格は、3,500万円(税別)から。要望を受けて仕様を協議した上で、製造し、販売する。
[主な仕様(予定)]
– サイズ(全長 × 全幅 × 全高):10,450 × 2,550 × 3,150mm
– 座席数:30席
– 最高速度:69km/h
– 航続距離:約300km(使用条件による)
– バッテリー(容量):リチウムイオン(300kWh)
– 充電時間:2.5時間(急速時) ※別途専用充電器が必要。
■(ZMP)大型電気 (EV) バス:https://www.zmp.co.jp/products/robocar/ev-bus
■ANKAI(英語):https://www.ankaiglobal.com/