ZMPは2月4日、一人乗りロボ「ラクロ」のシェアリングサービス「ラクロシェア」に、ペアリングツアーを開始すると発表した。
ラクロシェアは2020年10月より東京都中央区の佃・月島エリアを中心にサービスを提供している。その中で、夫婦・親子・友人同士などで複数人で利用したいという多くのユーザーの要望をうけ、今回、ラクロ2台のグループでのお散歩・お出かけを可能にする「ペアリングツアー」を今春より開始する。
ペアリングツアーでは2台のラクロで移動し、ルートに応じて、利用中に会話などを楽しみながらラクロを利用できる。移動中は、2人が会話できるように2台のラクロが横に並んで移動したり、前後に並んで移動し、コロナ禍においてお互いの距離を適切に保ちながら、移動ができるため、安全で便利な移動手段として利用することができるという。
■春のペアリングツアー概要
– 2021年2月下旬開始
– エリアは現在のサービスエリア内
※移動ルート、予約方法、詳細については未定。
<利用方法>
公式アプリケーション「ラクロ」をダウンロードし、アプリケーション上で会員登録を行い、利用時間、出発地、目的地を指定予約する。支払いには、クレジットカードの登録が必要。
– 利用プラン:
あんしん定額プラン 月額:1万円(税込)、時間利用プラン 10分:370円(税込)
アプリケーションイメージ図※予告なく変更する場合がある
– ラクロシェアサービス:
■1人乗りロボ「ラクロ」
ラクロは、笑顔やウィンクなどの豊かな表情と、声による挨拶やお願いといったコミュニケーションを周りの人と取りながら自動走行する一人乗り車いすロボット。本体に設置された複数のセンサーやカメラにより周囲を把握、監視し障害物を回避しながら安全に停止できる自動走行により目的地まで安心で確実な移動を提供する。時速6km/h以下で走行する電動車椅子として分類されるため公道での走行可能。また、公益財団法人テクノエイド協会が運営する福祉用具情報システム(TAIS)にも登録されている。
<主な仕様>
※仕様は予告なく変更される可能性がある。
– 寸法:長さ118.8cm×幅66.4cm×高さ109.0cm
– 主な機能:移動機能、コミュニケーション機能、タブレット機能
– 速度:最大6km/h
– 安全機能:レーザ-センサーやカメラによる障害物認識と自動回避・停止、緊急停止スイッチ、カメラによる遠隔での周囲監視(ロボハイ®):
– 充電/稼働時間:1時間充電/4時間稼働(利用環境・頻度等により異なる)
– 製品ページ:https://www.zmp.co.jp/products/lrb/rakuro