ZMPは7月14日、大容量の3D LiDARやカメラ映像データを用いた研究開発のDXを推進するデータ解析プラットフォーム「RoboDataPlatform」をリニューアルし、トライアルユーザーの募集を開始した。
ADAS、自動運転開発において様々なデータを取得し、分析・解析や後処理作業を行うにあたり、膨大なデータの取り扱いが必要となり、走行データを計測する実験チーム、データ分析・解析を実施する開発チーム、分析後のデータを評価する評価チームなど、様々な人々がデータ分析・解析に携わるが、それぞれが異なるツールを使用することにより、無駄な工数が発生するケースがある。
今回提供するRoboDataPlatformは、Webブラウザベースのアプリケーションであり、クラウドにデータをアップロードすることにより、すぐにデータ活用が可能となる。例えば、実験チームが走行データをアップロードし、すぐに遠隔地の開発チームがデータの内容を確認することができる。またPythonやMATLABなどのプログラムをアプリケーション上で実行可能となっており、クラウド上でデータの分析・解析を実施して、その結果を評価者に確認・フィードバックをもらうなど、社内のDX化を支えるツールとして利用することができる。
なお、7月14日より無料で利用できるベータ版が公開されているほか、7月19日-30日に開催予定のZMPデモウイークにZMP本社オフィスに来場した人限定で、サンプルデータを利用したサービスの無料体験が可能となる。
■RoboDataPlatformで利用可能なデータ
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