ZMPは7月14日、自動運転機能を後付で搭載可能な小型EVバスを販売開始すると発表した。
ZMPでは自動運転ソリューションとして、バス専業メーカー中国アンカイ社製11人乗り小型EVバスをベースとした自動運転小型EVバス「RoboCar Mini EV Bus」を販売している。
昨今の脱炭素化社会に向けた電気自動車(EV)ニーズの高まりを受けて、今回、この車両のベース車両である小型EVバスについて5台セットで1億円の新たな導入プランを提供開始する。
この小型EVバスは、一般的なEVバスとは異なり、自動運転機能を後付けで搭載することができる。そのため、将来、省人化に向けて自動運転機能が必要となった際に新たに車両購入の必要はなく、導入済みの車両を使用して自動運転を実現する(別途対応費が必要)。工場・プラント・物流・空港・港湾施設・商業施設・スーパー/スマートシティなど、脱炭素化、また、省人化が求められる構内や私有地におけるモビリティとして活用することが可能となる。
■小型EVバス仕様
乗車定員:11名(ドライバー席含む)
全長×全幅×全高:6.61m×2.32m×2.87m
車両重量:8,320kg
最高速度:69km/h
航続距離:60~80km(A/C off時)
最高出力:181kW
充電時間:約1時間
■価格
– EVバス本体
Mini EV Bus 5台:1億円~(税抜)(1台あたり2千万円~(税抜))
Mini EV Bus 2台:5千万円~(税抜)(1台あたり2,500万円~(税抜))
Mini EV Bus 1台:3千万円~(税抜)
– EVバス本体自動運転化対応
5台セット:1億円(税抜)(1台あたり2千万円(税抜))
2台セット:5千万円(税抜)(1台あたり2,500万円(税抜))
1台:4千万円(税抜)
– 自動運転小型EVバス RoboCar Mini EV Bus
RoboCar Mini EV Bus 5台:2億円(税抜)(1台あたり4千万円~(税抜))
RoboCar Mini EV Bus 2台:1億円(税抜)(1台あたり5千万円~(税抜))
RoboCar Mini EV Bus 1台:7千万円(税抜)