ZFは1月13日、2022年1月1日付で商用車ソリューションズ(CVS)事業部を発足したことを発表した。
この新事業部は、商用車に関するZFのノウハウを集結し、安全かつ持続可能でデジタル化された輸送ソリューションを推進するという。なお、この新事業部は、ZFの商用車テクノロジー事業部と商用車コントロールシステムズ事業部(2020年5月ZFが買収したWABCO)を統合したものとなる。
ZFの取締役会メンバーであり、新事業部の責任者であるウィルヘルム・レームは次のように述べている。
「新しいCVS事業部により、ZFは現在、商用車業界における世界最大の部品およびシステムサプライヤーとしての地位を確立しました。当社は、幅広い技術領域とグローバル市場での高い存在感により、お客様の製品ポートフォリオ変革に必要なソリューションを一社で提供することができます。
また、地域別の組織構造という新事業部の特徴を活かし、トラック、バス、トレーラーのメーカーだけでなくフリートオペレーターのお客様が世界中のどこにいても、お客様の傍で大きな利益を提供することが可能です。CVS事業部は、『Next Generation Mobility(次世代のモビリティ)』戦略の下、ZFのグローバル成長戦略を加速させます」。