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2024年1月25日【MaaS】

ヨコオ、名古屋城グリーン水素ステーションで開所式を実施

坂上 賢治

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左から、Zenmov 瀬底様、菅原設備 菅原社長、 位田モータース 位田社長、PDC Machines増田代表、ヨコオ 内田部長

 

ヨコオは1月25日、位田モータース、PDC Machines、Zenmovの4社合同で、燃料電池自動車(FCV)を用いたカーシェアリングサービスの「グリーンモビリティ カーシェアリング」を開始し、名古屋城グリーン水素ステーション(名古屋市西区城西2-17-20)で、開所式典を実施した。

 

名古屋城グリーン水素ステーションはオンサイト方式を採用、水素製造装置を敷地内に有している。使用電力は、敷地内設置の太陽光パネルから発電されるグリーン電力を使用し水の電気分解を行い水素を製造・供給する。同方式による水素ステーションは愛知県内初となる。

 

 

参画4社のうち位田モータースは、燃料電池自動車のカーシェアサービスを始めると同時に、パーキング施設に水素ステーションも併設することで燃料電池自動車の普及と水素ステーションのインフラ整備が同時に解決できると考え、2021年から燃料電池自動車(FCV)を用いたカーシェアリングサービスの「グリーンモビリティ カーシェアリング」のプロジェクトを開始。ヨコオは同プロジェクトに2023年から参画した。

 

ヨコオでは、「これからも、お客様に使いやすい利用環境を整備し、従来のカーシェアサービスで提供していたガソリン車との利便性の差をなくすことで、持続可能なグリーンモビリティカーシェアリングを提供し、カーボンニュートラル社会の実現に向けて貢献してまいります」と話している。

 

水素ステーションの概要
名称:名古屋城グリーン水素ステーション
所在地:名古屋市西区城西2丁目17番20号
敷地面積:370㎡
建築構造:鉄骨造(S造)
総工費:約3億円
営業日時:月~金 9:30~17:30 (定休日:土、日、祝日)
水素単価:2,000円/kg (税込) ※再エネと水道水でグリーン水素を製造
供給能力:50Nm3/h 以下
供給方式:オンサイト方式※水素製造装置を敷地内に有する供給方式

 

カーシェアサービスの概要
サービス名称:グリーンモビリティカーシェアリング
車両:トヨタMIRAI
設置台数:4台
利用方法:専用アプリより予約し、24時間利用可能
提供開始日:2024年1月25日(金)
営業時間:24時間(水素ステーションは24時間非対応)
HP:https://greenmobility.idamotors.co.jp/

 

利用方法
※下記ストアよりアプリをダウンロードし、アプリ内容に沿って申し込む。
アプリ名: 「FCEV Green Mobility」
▶ iOS版App Store:
https://apps.apple.com/jp/app/fcev-green-mobility/id6452677777
▶ Android版Google Play:
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.zenmov.ida.carshare.user

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。