横浜ゴムは、3月1日、2019年3月7日から3月17日(5-6日はプレスデイ)にスイスのジュネーブで開催される「第89回ジュネーブモーターショー」に出展することを発表。その概要を明らかにした。
今回の展示ブースでは、同社が2018年から開始した3カ年の中期経営計画「グランドデザイン2020」における「タイヤ消費財戦略」を訴求するためのテーマ、「プレミアムタイヤ市場における存在感のさらなる向上」を推進するために、
「プレミアムカー戦略」
「ウィンタータイヤ戦略」
「ホビータイヤ戦略」
という3つの戦略に基づいた展示を行う。
「プレミアムカー戦略」では、同社の代表商品であるハイパワー・プレミアムカー向けタイヤ「ADVAN Sport V105(アドバン・スポーツ・ブイイチマルゴ)」を展示するなどで、数多くのプレミアムカーに新車装着(OE)されてきた実績を紹介する。
「ウィンタータイヤ戦略」では、同社乗用車用スタッドレスタイヤ最高峰モデル「iceGUARD 6 (アイスガード シックス)」をはじめ、欧州向けの乗用車用オールシーズンタイヤ「BluEarth-4S AW21(ブルーアース・フォーエス・エーダブリュー・ニーイチ)」および乗用車・SUV用ウィンタータイヤ「BluEarth*WINTER V905(ブルーアース・ウィンター・ブイ・キューマルゴ)」などを展示。多様な冬用タイヤラインアップをアピールする。
「ホビータイヤ戦略」では、欧州プレミアとなるSUV・ピックアップトラック向けマッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR X-MT(ジオランダー・エックスエムティー)」や、ヒストリックカー向けタイヤの新商品などを出展。趣味性を高めた商品を訴求する。
さらに、「ホビータイヤ戦略」の代表的商品であるストリートスポーツタイヤ「ADVAN A052(アドバン・エイ・ゼロゴーニ)」を装着した「NISSAN GT-R」の展示も予定している。
その他、同社がワンメイクサプライヤーを務めるFIAワールドツーリングカーカップ(WTCR)を紹介するコーナー、パートナーシップ契約を結ぶチェルシーFCの特別コーナーも設置。
3月8日にはチェルシーFCのレジェンドで、横浜ゴムのアンバサダーを務めるディディエ・ドログバ氏によるファンとのQ&Aセッションも開催する予定となっている。