横浜ゴムは、社会貢献活動の一環として、東日本大震災で被災した地域の高齢者をカーシェアリングで支える「コミュニティ・カーシェアリング(CCS)」に、乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD(アイスガード)6」を計40本寄贈した。
コミュニティ・カーシェアリングは、日本カーシェアリング協会が地域に住む高齢者のための新たな試みとして、2011年7月に開始。横浜ゴムは9月から、コミュニティ・カーシェアリングの新たな企業パートナーとして、タイヤ寄贈のほか、地域の相互扶助の強化のための取り組みにも協力していく。
日本カーシェアリング協会は、東日本大震災の復興支援活動の一環として、震災直後の2011年4月から仮設住宅や在宅避難者を対象にカーシェアリングサポートを開始。
仮設住宅や復興住宅などでの非営利のカーシェアリング、生活困窮者や非営利組織への貸し出しや地域振興のための貸し出しに加えて、自然災害によって車を失った人を対象に、車を一定期間無料で貸し出すことによる生活再建支援も行っている。
横浜ゴムは、同協会の活動に賛同し、生活に不自由を強いられている東日本大震災の被災者や支援団体に乗用車用タイヤの寄贈を2015年から毎年実施。
2018年2月に策定した同社の中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」において、各事業の成長戦略を通じた経営基盤の強化を掲げ、CSR活動では「未来への思いやり」をスローガンに「地球環境」「地域社会」「取引先」など6つのステークホルダーごとに事業活動を通じた社会貢献を推進している。
※)タイトル画像:コミュニティ・カーシェアリングへのタイヤ寄贈セレモニーに参加した日本カーシェアリング協会の吉澤武彦代表理事(中央左)、横浜ゴムの森智朗CSR本部長代理(中央)とコミュニティ・カーシェアリングを利用する石巻市の人々