ヤナセは3月28日、自らがフェラーリを専門に取り扱う子会社を設立してフェラーリ事業に参入することをフェラーリジャパンと合意した。ヤナセが設立した新会社名は、ヤナセ フィオラーノ モトーリ。同連携で先の3月26日にフェラーリジャパンとヤナセはディーラー契約を締結した。
ヤナセ フィオラーノ モトーリは、東京都内3店舗目のフェラーリ販売店として、2024年4月に東京都新宿区にショウルームとサービス工場を併設する新店舗を開設する予定だ。
ヤナセは、これまでグループ会社のヤナセオートシステムズ関東営業部(埼玉県三郷市)と株式会社コミネ(大阪府茨木市)がフェラーリジャパンと契約し、車体補修事業を営んでいたが、正規ディーラー事業は初のこととなる。
ヤナセの𠮷田多孝社長は、「世界のトップブランドとして誰からも認知されているフェラーリが新たな取扱いブランドに加わることは私たちにとって大変な喜びです。
創業から109年の歴史で培われた経験と技術を携えて、これまで以上にお客さまの〝夢と感動あふれるクルマのある人生〟をより高度な次元で実現すべく、社員一同研鑽を重ね、マルチブランドディーラーとしてさらなる成長を目指します」と述べた。
またヤナセ フィオラーノ モトーリ社長の北沢 謙二氏は、「スポーツカーブランドの最高峰に君臨し特別な価値観をもったフェラーリブランドを輸入車ビジネスの経験豊かなメンバーを揃え、情熱と感謝の心を込めてお客さまに提案して参ります」と決意表明を示した。